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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
机の上に伏せて【中3】
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てすと

中間、期末、学年末……。学生には「てしゅとぅ」という中ボスが定期的に派遣されます。まあ、ラスボスは受験なんですが。今日は小ボスの復習テストなるものでした。


今日は朝から体調が優れず、ぐだぐだしてたら遅刻ギリギリになり、焦燥感に拍車がかかってカオスなことになってました。昇降口に立ってる先生方に「気持ち悪い」と伝えたら本気で心配されました。ぞろぞろと副担任っぽい先生が集まってきて、ひゃあーと思いつつ保健室に逃げ込みました。3年の昇降口入ってすぐなんです。

部活現役の頃から保健室にはお世話になってたので最早顔パスです……。


私は「荷下ろし鬱」というものらしく、「部長」ではない私は誰だろう状態なのだと思われます。最近よく言われるのが、できたことを褒めなさい、と。

結局今日も保健室でテスト受けてました。なんか段々堕ちてるなーと思うこの頃。心の病は一つの病名でも幅は物凄く広くて、人それぞれなのだと保健室の先生は仰ってました。

できたことを褒める。今日は教室に行けませんでした。だからテストだけでも受けられたね、って褒めるそうなんです。皆のとこには、たぶん行けたんだろうけど、何かがひたすらに怖くて。元気な私だったら何が怖い、何が嫌、その改善方法は……って分析したんだろうけど。居なくてもどうもならないなら居なくてもよくないかなぁ、って。でも多分、そういう弱音を吐けるだけ、私はまだ幸せなのかもしれません。

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