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言葉に溺れないように。
このエッセイをそろそろ店仕舞いしよう、と思えるようになりました。漠然と書き始めて、伏せたり美化したり、三年とちょっと。たくさんの人にものに、出逢って別れて、また出逢って。何かを見つけたかっていうよりかは、少しだけあきらめがついたのかもしれません。
大人になる、ということに強い憧れを抱いていました。けれど、大人になったからって、全てが気持ちよく解決するわけじゃない。今の私にも悩みはあるし、尽きないし。それでも一緒にいてくれる人が笑ってくれるのを見ると、しあわせな気持ちになります。
きっとまだ、思春期の端くれ。これから受験があって、私は地方に行きたい。何もない白紙の未来に根拠を創ろうと、日々机に向かっています。たぶん、誰かが応援してくれるからとか、認めてくれるから頑張れるっていうのは、いつか限界がくる気がします。だから自分でそっとゆるす。
ゆっくりでいい。少しずつ。
先は長いんだ。ここまで生きてきた。これからもある。期待してこけて。泣いて笑って。説明がつかないことだってある。つけなくていいことだってある。私にも、あなたにも。
世界は鮮やかだ。だからすべてを楽しんで。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。一度この作品は完結といたします。また帰ってくるかもしれません。別作として振り返る日が来るかもしれません。そのときはまた、なまあたたかく見守ってくださったら嬉しいです。この作品を通じて多くの出逢いがありました。たくさんの人に、私に起こった出来事に、めいっぱいの感謝を込めて。




