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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
何かのたまご【高2】
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Winds

 やっと飛べるね。

 

 久しぶりの投稿になります。怒涛の数ヵ月間でした。蓋を開けてみれば、私の過剰なお節介でトラブルを招いたり、相方さんとの恋がイニシエーションだったことが判明したり。たくさんの人に、ことに、感化されながら、私を探して生きていく。そういう時期なんだ、きっと。この時期に終わりが来るころには、私は素敵な大人になってる! はず! そう信じて、また今日も何かを模索するのです。


 ぷーさんの手帳がお気に入りで。最近は思ったこととか、人に言われて心に響いたこととか……テスト計画とか。そんなことをメモするようになりました。ぱらぱらめくると面白くて、刻々と自分の心境が変わっていくのがわかるんです。


 ぼんやり志望校を決めた自分。野望を見つけた自分。それに向かって突っ走ろうとした自分。途中で諦めようとして、でもだめで、また何か考え込んだ跡。「やりたいこと」の居場所をゆっくり探りながら、前を見据え始めている今。これからのオープンキャンパスの日程。


 デートの予定。レポートの締め切り。カラオケの予定。テスト。17歳の誕生日。コンクール。


 手帳って、こんなに煮詰まって味を出すものだっけ。かわいいぷーさんを眺めながら、過去の自分に「いまの私は大丈夫だよ」って言いたくなるのです。過去に戻れるなら、なんて言葉もあるけれど。戻りたくないやってのが本音です。でも、過去を消し去りたいかって訊かれたら答えはNOです。昔の私たちがいたから、今の私がいて。今の私がいるから、未来の相変わらずな、でもちょっとかっこよくなった(であろう)私がいる。前と後ろの私と手を繋いで、人生を渡っていく。ひとりじゃない。


 イニシエーションだった恋。交わった道はまた二つに分かれたみたいです。お互いクリエイティブになって、また笑って会えたらいいな。こんな経験したことなかったので、街の失恋ソングの意味がやっとわかったような気がします。ひと夏の……いや、ふた夏くらい越えた恋でした。あの人がいたから、いまの私があるのも事実です。感謝の限りで。フィールドが違えど、しあわせを祈ってます。


 過剰なお節介。優しさはどこまでなら優しさでいられるのでしょうか。病院の先生の「個人的な定義」は、「どんな程度であれど、投げ出さないこと」でした。途中で投げ捨てるのが一番残酷なのだそうで。だから。


Good enough


覚えておけよーって言われた言葉でした。ほどよさ。父が筆記体得意なので、かっこつけて書いてもらい、手帳に挟んでます。


 この数ヵ月すごくたくさんのことがあって……。って切り出すと、そりゃぁお前さんくらいの年の子は毎日大変だろうよーって笑う、病院の先生。今までの経験は成長に必要ないい経験。まーだ17だろー? いましかできない失敗がある。たくさん失敗しなさい。そんな言葉を貰って。最後には「いい恋しろよー」なんて。気がついたら私も笑ってました。


 予備校の先生は、勉強だけの面倒を見るのかと思ったらそうじゃなかったり。人生経験が豊富な分、深く相談に付き合ってくださったり。


あなたが自分を責めすぎてないかしら。辛いときは辛いって言いなさい。学生ってブランドを背負ってるときは、練習と慣れの時期なのよ。大人になってそのブランドが外れると、失敗が許されないことだって出てくる。でも、学生のうちにたくさん失敗しておけば、自分の内側のことも外側のことも対処の仕方がわかってくるようになるのよ。ある意味おばちゃんってのは、自分を守る術を知っているのかもしれない。なんて。


現実と頭の中だけのことを区別するってのも大切、とのこと。周りが怖くなることの辛さは、嫌というほど知ってるから。行動だけを、言動だけを加味する。憶測は、いくらでも創れてしまうから。



 人との出会いと別れの合間に、好きなことして息を吸う。私が本当にしたいことはなんだ。私が思うベストシナリオはなんだ。ベストじゃないときのことはその時考えればいいや。なんだって、なににだってなれるいま。バネは底辺まで下げられた。



 これからだ。

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