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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
何かのたまご【高2】
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まってて


 最近気づいたんです。L○NEもTw○tterも。私たち一部の中高生はそれに縋って日々を過ごしていることに。SNSがどれだけ閉鎖的な空間かを私たちは気づかない。そして、それがどれだけ彼女たちの全てなのかを大人たちは気づかない。


 ずっと鳴らされる警鐘は幾度となく聞こえるんです。けれど、その音と現実(リアル)が共鳴しなければ本当の意味を成さない。そんな気のする今日この頃です。はやく外から見なきゃ。



 薬を貰いに通院しました。


 男女関係は未だよくわからなく、悶々としている話をしました。


「グレーゾーンはいいぞぉっ」


温厚な先生がどことなく力強く言ったのを未だに覚えています(笑)


大人はみんなそれを楽しんでる。初めて付き合って、それで一生を添い遂げるってケースはほとんどない。だから結婚するまでに複数の人と深い関係になるってこと。だそうです。


 今度は将来について。


「いま、君はどんな大人になりたい?」


「うーん……まぁ、そのときの自分が納得出来てるならそれでいいかなって思います」


なんて答えたら、先生は微妙そうな顔をして。今の君たちの世代はそう。みんないやに現実的なんだよ。


「君が目標とする大人が現れるといいな」


あ、あとこんなことも言ってました。


「君が現実的に資格を取ってから演劇に進むのも、全てを捨てて音楽の道に進むのも、どっちも正解だし、建築士になるのも舞台に立つのも。どっちも正解だよ」「後悔なんて何したってするんだから」



雲の上から。やりたいことと、二十代の私が無我夢中で走る私の手を強く引くんだ。

そんな中で気づくの。十代の宝物を蹴散らしながら走ってることに。


生き急ぐな。


私は一度2人の手を離す。


「まっててね、必ず届くから」


なんて笑顔で。



いまはこんな砂利道をゆっくり歩いていく。

何もないから空が見える。

何もないから海が見える。


この世界が発展する前に、純粋な私をちゃんと味わっておこう。


私はこうやって生きてく。





生きるの。



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