あかるい
思春期の女の子が主人公の小説。年齢をすこぅしずつ越えて。
病院に行ってきました。なんだかんだいつもより明るい話ができたように思えます。
景色が変わったりすることを話したら、解離の話が出てきました。あまり深くではなかったのですが、鬱の時の二の舞にならないよう、自分で下手に知識をつける前に、お医者さんに直接もっと聞いてみるようにします。
「俺は昔、音楽家にさせられそうになったんだ。バイオリンを習ってな」
「……羨ましいです」
「でもな、そうはならなかった。星田さんも、もし音楽関係に進みたいときは、お母さん説得するの立ち会うよ」
そっと見透かされてた気持ち。帰ってきてから数日、自分の将来について本気で考えてみました。
・堅実にこのまま生きていったら
・堅実な中にやりたいこと交えていったら
・やりたいことだけやったら
私の幸せと、将来のプランを紙に思いつくだけ書き出して、メリットとデメリットを考えました。
お母さんの説得も勇気がいりましたが、なんとか、なんとか夢を心の隅っこで見させてもらうことを許してもらえました。
目指す大学も見えてきて。人生がゆっくり始まった気がしました。
人間関係に悩むと、「お、この苦しさはあかるいな」なんて思います。理解できる苦しさ、なのです。いつもは、もやもやしたモヤモヤの中で、もそもそ這い回ってる感じがするので。
人はみんな、たまに鬱になって、ときどき調子乗って。嫉妬して、挟まって。やさしくてあったかくて。でも、どこか狡くて。
それでもいいから、こんな人情に埋もれていたい。
そう思うのです。




