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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
ほぼ男子校生活【高1】
66/79

 

きっと、忘れちゃいけないことと、忘れなきゃいけないことがある。



 私は激怒した(そーでもない)

 必ずあのじゃちぼーぎゃくな三郎をやっつけなければと思った(そーでもない)


 私と三郎はよく口論します。主張のバトルです。本気じゃないけど本気で戦います。大体私が「もういい!」ってキレて、授業1コマくらい挟んだら忘れて普通に会話してます。


 三郎は、こう言うのはあまりよくないのかもしれませんが、もろ理系脳です。相談ごとを持ちかけられたら、たとえ話の途中だろうと最適解を導出しようとします。言葉のキャノン砲がガンガン吹っ飛んできて、意を決して相談した私の豆腐メンタルはミンチになるわけです。理系・文系で分かれるのではなく、もしかしたら男女の違いなのかなぁとも思ったりします。


 私の相談ごとは大抵しなきゃいけないことは見えてる上で、言葉にすることで、救われる何かがあるんだと思います。言葉にすることに意味がある、みたいな。相談も愚痴も言えなかった頃に比べたら、多少進歩してるのかなぁと思ったり。


 それでも思うことは。私の話は今まで筋が通ってなかったのだ、ということ。言葉のあやでごまかして、ちゃんと見てこれなかった部分があるのだということ。三郎と一緒にいると、色々考えます。


 この世に浮かんでいるたくさんの事柄があって、三郎はきっと、それを線で結びたがるんです。答えを出したがるんです。でも私はその浮かんでる事柄と事柄の隙間に思いを馳せたがるのです。結んじゃだめ! って思うことが多々あります。


 けど、結ぶから見えることもあると知りました。


 自分から切り離すから見えることも、解を出したら楽になることも高校に入ってから学んだような気がします。



「人のいいところはすぐ見つけられるんだけどね」

自分のことはわからない。そう私が愚痴ってたときの話です。


「いままでの星田を見てきて、総括して何を思う?」三郎に訊きました。


「変態!」華麗なグーパンチを差し上げました。

「我慢する」って言葉にうっとなったり。


「空気が読める」ってのも、きっと周りが怖いせいなのかもなぁ、と。

 自分を等身大で見つめることの大切さと難しさを感じながら。物理に対する抵抗を和らげるために教科書と一緒に寝てるこの頃です。……開いているとは限りません。


 明日、通院してこようと思います。

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