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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
ほぼ男子校生活【高1】
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ちゃれんじ

得体の知れない感情に出会った時ほどわくわくするものはないと思う。


学校の研修で冬にオーストラリアへ行けることになりました。選抜の試験では学力も加味するということで……。水面すれすれ……いや、いっそ海の中を溺れ泳ぐ程の成績の私にチャンスを与えてくださった先生方に感謝しています。

今日はその研修の一環として大学でディスカッションをしてきました。会話は全部英語でした。机上じゃない英語は色んな国籍の人の間を飛び交っていて……凄くわくわくしました。真剣な話も、大笑いするような話も全部英語で。


しかし話そうにも、語彙力不足や、文法が合ってるかとか不安があって萎縮してしまったりしました。けれど、今日初めて会った人に、私は何で保守的になっているのだろうか、と。失うものなんて何もなくて。なら、ぼろぼろの英語でも伝えようとしなきゃ、と思い、ひたすらに電子辞書引き引き、言葉を出そうとしました。が、悔しくも。言いたいことが言えない。日本語を英語に直しやすい言葉に変換して、それを英語にして……がさらっと出来ず。あー勉強したい! なんて、久しぶりに思いました。


研修でも、高校でも、ここでも、どこでも。

萎縮することなんて何もない。


他人の目を気にして自分の芽を摘むのはもったいないかな。こんな程度の私だけど、どこまでいけるだろうか。


全部引き剥がされても、私の根底には、私ひとつと誰かのあったかい手があるから。

怖くない、怖がりたくない。


身体が変わろうとするような感覚に久しぶりに出会いました。部長として走り回ってたあの頃みたいな。身体中の細胞が踊って……たら危ないな。うーん……顔がにやけて止まらない感じで。かなり変な人みたいだけど……。


これが躁ならそれでもいい気がする。なんであろうと、なんだか成長できる気がするのです。

置かれた環境曰く、失うものは無くて、得るものしかない。最高じゃないか。


走り回ってみよう。いっぱい跳んでみよう。たくさん転ぼう。

疲れたら、グリーン○カラ飲んでぼーっとしよう。側にあったかい人がいてくれたらいい。


そんな夏休みがいい。そんな高校生活がいい。泣いても笑ってもいつか思い出になるから。辛くても辛くても、昔の話を今は笑ってできる。そんなの言えるのは今だけしかないってのも知ってるけど、そのうちまたフリーズして思考は下るんだろうけど。いいんだ。




よかった。


私の心はまだオワってないみたいだ。

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