先生
先生って、なんだろう。
日常生活の中でも。重松清さんの本を読んだときは特に、その疑問は深くなる。
幼い頃、私は先生になりたかった。
嘘だ。今ももしかしたらなりたいのかもしれない。
おそらく私の人生の中で「◯◯になりたくて諦めきれずに……」という展開があるのだとしたら、教師だと思う。
それくらい先生、教師とは私にとって身近な職業だ。
中学校に入ってその考えは薄れた。というより、私にとっての「先生」という情報を重ね過ぎて、憧れを見失ったようにも思える。
三年間の私の中で一番存在感があった「先生」はやっぱり顧問だと思う。
この場所が知られている以上、下手なことを言えないのが苦しいけれど、私は顧問の先生のことを。いまは先生だと思っています。
正直避けてる部分もある。先生に圧力をかけられたこともある。耐え切れずに私が壊れたこともある。
でも、先生の授業面白いんだよなぁ。
私が理科を好きになれたのも。きっと。
先生のお陰だとも思えます。
いっつも媚へつらう感想文ばっかり書いてきたけど、そのことだけは本当な気がする。
やったことは許しません。でも、先生に宛てるマイナスの感情があるなら私は私1人分だけ持っていようと思います。
苦しくて眠れない夜を私がどう過ごしているのかも、知らなくていいです。
それは皮肉とかそういうのじゃなくて私は常に先生の切り札で在りたかったのだと思うから。あの頃は大嫌いだった先生に私は認めて欲しかった部分もあるのだと思うから。
このエッセイはほんとに役に立つものではないと思います。けれど半年、一年、三年……続けていけば何かに出会えると信じています。
過ごす毎日に意味が欲しい。
私の足跡が残っていて欲しい。
あわよくば誰かの助けになれたら。
そんな私欲のために今日も私は今日に色を残していこうと思うのです。




