あなたへ
少し突飛なことをしようと思う。
他の人から見たらかなり変なこと。
宛てて言うなら「あなた」へ。
私はいま15歳です。いまのあなたと同じ。
中学校でそこそこ悩みながら生きてきた。
悩みとか苦しみとかは人と比べられるものじゃない。いまの私は自分のことだけで精一杯だ。
歌とかにある「喜びは2倍に悲しみは半分に」のことは、まだちょっとよくわかんない。
親に反抗してみたり、出方を窺ってみたり。
星を見ようとベランダに出て、初めて流星群を見たり。
そんな日々だよ。そんな日々だったよ。
もし、いまあなたが苦しんでいるのなら、私を迷わず頼って欲しい。なんて言ったら矛盾するかな。頼り方がわかんないんだよね。私も。ただ、
「どうしたの?」
「大丈夫?」
聞こえる友達の声は社交辞令じゃないことに気づいて欲しい。
中学校三年生の夏、私は心を病んだ。
理由を聞かれても、たぶんしっくりくる説明はできない。
薬を貰った。周りは一歩引いた。
それでも、近づいて抱きしめてくれる人もいたんだよ。
「私もそういうことあったよ」
「誰しもそういうこと経験するから」
「自分だけじゃない」
その言葉が私にはとてもキツかった。
だって辛いのは、他の誰でもない自分自身なんだから。話し手の過去と対峙してる訳でもないし。
なんだかまだ言いたいことは沢山あるけど、それでも融通が利かせられるといいね。
あなたを大好きな人間がいることを。
それを今から思案している人間がいることを。
どうか、忘れないでほしい。
それは、あなたの権利だから。
それでは、またあとでお会いしましょう。




