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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
机の上に伏せて【中3】
36/79

あなたへ


少し突飛なことをしようと思う。


他の人から見たらかなり変なこと。

宛てて言うなら「あなた」へ。


私はいま15歳です。いまのあなたと同じ。

中学校でそこそこ悩みながら生きてきた。


悩みとか苦しみとかは人と比べられるものじゃない。いまの私は自分のことだけで精一杯だ。

歌とかにある「喜びは2倍に悲しみは半分に」のことは、まだちょっとよくわかんない。


親に反抗してみたり、出方を窺ってみたり。

星を見ようとベランダに出て、初めて流星群を見たり。


そんな日々だよ。そんな日々だったよ。


もし、いまあなたが苦しんでいるのなら、私を迷わず頼って欲しい。なんて言ったら矛盾するかな。頼り方がわかんないんだよね。私も。ただ、


「どうしたの?」

「大丈夫?」


聞こえる友達の声は社交辞令じゃないことに気づいて欲しい。


中学校三年生の夏、私は心を病んだ。

理由を聞かれても、たぶんしっくりくる説明はできない。


薬を貰った。周りは一歩引いた。

それでも、近づいて抱きしめてくれる人もいたんだよ。


「私もそういうことあったよ」

「誰しもそういうこと経験するから」

「自分だけじゃない」


その言葉が私にはとてもキツかった。

だって辛いのは、他の誰でもない自分自身なんだから。話し手の過去と対峙してる訳でもないし。


なんだかまだ言いたいことは沢山あるけど、それでも融通が利かせられるといいね。


あなたを大好きな人間がいることを。

それを今から思案している人間がいることを。

どうか、忘れないでほしい。


それは、あなたの権利だから。



それでは、またあとでお会いしましょう。

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