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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
机の上に伏せて【中3】
22/79

「音」

たぶん人は、予期しない「音」を煩わしく感じるのだと思う。


自分の身体の外から聞こえる、不規則な連続音とか。目の端に入る、赤の他人の貧乏揺すりだとか。


疲れているときはなおさら、その「音」に対する許容範囲が狭くなってしまうのではないでしょうか。


その極みが「静かなところに居たい」

……無音を求めるということ。


何かを予期し続けながら、自分を確立していくことに疲れてしまっているのかもしれません。


エアコンの空調

車のエンジン音

女の子たちのおしゃべり

シャーペンが机を叩く音

パソコンのキーボード

……などなど。


そういった「音」もそうであるし、また少し色の違う「音」も苦しくなる原因なのかもしれません。


いつも自分につっかかってくる人

終わりの見えない今日の繰り返し

喧嘩している大人たち

付近で広がる冷戦


人と人とがスレるとき、「音」がします。


——あ、いまの少し違ったかな


——それ以上言ったらだめ


その「音」が重なると圧となって全身が押し潰されそうになります。


それでも隣にいる人のふとした笑顔に、心救われ、癒されている自分がいるので不思議です。


つまりは……

遠い笑顔も

遠いお喋りも


自分が全身をもって浸かれないものだから、煩わしくなる。という一面なのでしょうか。


それとも、本当に居てほしい人の笑顔は側にあっても全くもって疲れない、むしろ心安らげるということなのでしょうか。

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