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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
机の上に伏せて【中3】
21/79

髪の毛

私は自分が嫌い。


でも、何かがうまくいったときは、ゲンキンにも「よくやったぞ、自分」なんて褒め称えてみたりもします。

まあ、そんなわかりやすい機会はそうそうありませんが。


大抵の自己嫌悪は「自分ならもう少しできた筈なのに」なのだと思います。それと、自分が嫌いというのは、周りから批評されて辛くならない為の伏線なのだそう。


より、傷を浅くするために。


あたかも自分も、自分のことを悪く思ってるかのように振る舞うってことだと思います。


いつのまにか、それが現実になっちゃってたり。



もっと鈍感に鈍感に。図太く生きたいと思うことがここ最近よくあります。


一つのことに過剰に反応し過ぎちゃって。無駄に悲しくなったり、必要以上に腹が立ってしまったり。しかもかなり時間をかけて落ち着かないと元に戻れなくて。


だめだ、自分。だめだ、自分。

こんなんじゃだめだよ……だめ……。


気がつくとクラクラして息が荒くなっています。


うつむいたときに陰になる自分の髪の毛さえも時にハサミで切り落としたくて。


それでも時に、撫でてやりたくて。



くしゃくしゃな布団にうずくまってるとき、声を聴きたい人がいる。


視界が水分で滲んだとき、やさしい指で拭ってほしい人がいる。


身体が震えて止まらないとき、抱きしめてほしい人がいる。


あったかいその手で、包んでほしくて。



そんな風に思える人がいることが、この上なく幸せなんだと思う、今日この頃です。

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