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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
机の上に伏せて【中3】
18/79

深み

いかんせん、また堕ちてしまいました。見えてるものが全くと言っていいほど変わるんですよね。


昨日の夕方から調子がよくなくて。家に独りで堕ちるともうどうしようもなくなるので、外に出かけることにしました。


3年前に引っ越してきたのでこの街もそろそろ慣れてきていい筈なのに、まだ少し怖いです。数カ月前まではずっと朝から夕方まで部活で外へ友達と遊びに、なんてことはそうそうありませんでした。


方向音痴なので一応、スマホのコンパスとマップを駆使しながらずーっと宛てもなく歩いていました。


脳内地図も狭く、親には死ぬなと言われていたので大したところまで行かず、県庁の近くのデパートさんのお手洗い借りて帰ってきました。何がしたかったんだろ。


帰りがけに、一番会いたかったひとに会いに行って。会えたんだけれど、傷つけてしまって。優しく包んでくれたのに。私何してんだろう、と後から。醒めてから自己嫌悪に走り、2Dで素直な気持ちも伝えたけど。言うことは直接だな、と。私は狡い。


私を崖にせり出す人もいる。

突き落とす人もいる。


何もしないでいてくれる人もいて。


大丈夫?の声がある。


励ましてくれる人がいる。

手をつないでくれる人がいる。


肩を貸して泣かせてくれる人がいる。

抱きしめてくれる人がいる。


愛してくれる人がいる。



私は誰も嫌いじゃない。蹴る人に大好きはまだ言えないけど、みんなに半分のごめんねがある。


そこから何か芽を出そうと思考を巡らせて。


疲れる。


でも好きだよ。よくわからないけれど。


怒る 君も

泣いている あの人も

変顔する あいつも

微笑む 貴方も


たぶん、みんな心のこやしさん。


私を深くさせるんだ。

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