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めんたりんぐ!!  作者: 星田 憩
机の上に伏せて【中3】
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模試

模試の当日、朝6時半にLINEが入ってました。それは地元の友達から。ほんとに昔からの……一歳なるか、ならないかぐらいからの大好きな人からでした。


今日うち来ない?


らふ。既読もつかないまま集合場所を指定され、おうおうしてるうちに私は電車でランチパック食べてました。


未だに聞きなれない駅名から、昔馴染みの駅名が光って駅メロも変わっていく。車窓からの景色も草が増えてく。……ええ、草が。


地元のホームに降り立ったときの高揚感が半端じゃありませんでした。1人でにやけてた中学生。私です。

出身小学校は私たちの代が卒業したあとに、既に築100年を超えていた校舎が建て替えになりました。


友達と共に校庭を叫び走っていたのは、私です。


奇遇にも、その友達も吹奏楽部に所属してチューバ吹きつつ、部長をやっていたと。ソロコンテストの曲も一緒でした。


ふるさとが二つあるのって不思議だな、とつくづく思います。もともと引越しが決まって卒業してからの春休みは嫌で嫌でずっと泣いてたんですけど。


それぞれの場所でしか出会えなかったものが確かにあるので、いまはよかったな、と思えます。


普通は高校生になると共にたくさんの友達と別れなきゃいけなくなるので、怖いのだろうけど。中学から、ゼロから始めてなんとかやってこれた私はもう1人でも大丈夫です。……1人じゃないってわかっているから。

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