#4〜前田尚子が転落!?〜
2年B組のチアの練習がはじまった。
鶴浜にとってチアの練習は興奮だらけ…。
しかし、最後の3段タワーで悲劇が…。
※多少いやらしい表現がありますが、ご了承ください。
トイレを済ませた3人は急いで体育館を目指した。
田中「ねぇ、尚子。今年は西野さんに勝ってね。花女総選挙では勝てたけど、チア個人では、負けしさ」
前田「勝ちたいんだけど、やっぱ西野さんの露出度ハンパないし、スタイル良いし、胸デカイし。かなりの強敵だよ」
そんな話をしているうちに第4体育館に着いた。
高峯「玲〜奈たちー早く始めるよぉ」
クラス委員長の高峯遥香が3人を呼ぶ。
玲奈たち3人以外は全員既に集まっていた。
3人が急いで皆のもとに駆け寄ると。高峯が掛け声をかけた。
高峯「えんじ〜ん!!」
全員「はい♪」
高峯の掛け声に合わせて全員が返事をする。
皆が円になり片手を出して重ね合わせた。
高峯「今日からチアの練習頑張っていきましょう」
高峯「心をひとつに…、せーの」
全員「Let's No.1」
そう言うと合わせていた手を高々に挙げた。
南もわからなかったが一先ず皆に合わせた。
鶴浜「ねぇ、今のなに?」
田中「今のは、ウチら2年B組の円陣よ」
前田「円陣はクラスによって掛け声が違うの、私たちの掛け声は、遥香が「円陣」って掛け声をかけたら、皆が「はい」って答えて円を作って右手を重ね合わせるの。重ね合わせたら、遥香が「心をひとつに…、せーの」って言うから皆で、「Let's No.1」って言って手を挙げるんだよ」
鶴浜はまだよく分かってなかった。
高峯「ぢゃあ、尚子はY字バランスの練習、玲奈と南はバク転の練習、………。」
っと、皆の練習メニューを遥香が指示する。
南のとなりで尚子でY字バランスの練習を始めた。
南は期待して尚子のスカート中に目をやった。
すると…………。
鶴浜(キターーーーッ!!)
南が期待してたものそれは…。
鶴浜(尚子のマ◯コにパンティー食い込んでる!!)
南の下半身は絶好調。カチンコチンになった……。
田中「ねぇ、南ってバク転出来るの?」
何も知らない玲奈は南に聞いた。しかし、今の南の下半身はバク転どころじゃないくらいに大きく固くなっていた。
鶴浜「玲奈のバク転見てみたい」
田中「いいよ」
そう言うといきなり、ロンダートからバク転。最後にバク宙までやった…。
鶴浜「スゲー!!」
南は玲奈のバク転バク宙に開いた口が塞がらなかった。
そのとき…。
高峯「じゃあ、最後のキメするよー」
鶴浜「最後のキメ?」
南に質問された玲奈は小さな声で答えた。
田中「最後の決めポーズ。チア審査で一番点数が高い所なの、ウチらは去年と同じで3段タワーを作って、頂点で尚子がY字バランスをするの」
鶴浜「3段タワーの頂点で?」
南は本日2回目の開いた口が塞がらない状態になった。
高峯「ぢゃあ、去年と同じポジションねー。あ、南は転校した恵令奈のポジションに入って?」
いきなり、遥香に名前を呼ばれた南は、指示されるがままにポジションに着いた。
南は一番土台となる一番下の14人の所に入ったが、後にそれが、とんでもないことになってしまう。
南たち14人は肩を組しゃがみ込んだ。
そしてその上に玲奈たち5人がのりしゃがんだ。
最後に尚子が5人の上にしゃがんだのを見て、2段目の遥香が声をかけた。
高峯「せーの!!」
掛け声とともに、一番下だけが立ち上がった。
高峯「せーの!!」
高峯が2回目の声をかけ、2段目も立ち上がる。
高峯「せーの!!」
尚子が立ち上がり最後にY字をすれば成功だった、そのとき…………。
前田「あっ〜〜〜〜!!」
つづく。