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#2〜二人っきりの試着室〜

私立花乃女子高等学校に鶴浜南が転校してきた。


そこで、唯一鶴浜が男だと知っている西野 麻友に出会う。



鶴浜は同じクラスの田中と前田と一緒に服を買いに行くことになった・・・




※多少いやらしい表現がありますが、ご了承ください


3人は、近くの「SENSE」という店に来た。



田中「ここは、かわいい服もたくさん売ってあるし、私のおすすめの店」


鶴浜「へー、こんなとこで服買ってるんだ〜」


前田「玲奈は、花女のオシャレ番長だからねぇ」


田中「早く、入ろう?」



3人は早速お店に入った。

一方・・・



池田「麻友、何でそんなに機嫌悪いの?」



彼女は西野の親友、池田 奈々《いけだ なな》。



西野「別にぃー」


池田「南にフラれたとか?」



池田は、笑いながら言った。



西野「別に付き合って、ないしー」


池田「じゃあ、南が花女に転校して来たとか?」


爆笑しながら池田は言ったが、西野はドキッ!とした。



西野「えっ、なっ、なわけないでしょう?」



西野は早歩きになり、その場から逃げた。



池田「ちょっとー、冗談よ、冗談」

 


先を歩いている西野に追いつくために急いで走った。

一方・・・



田中「れいなこれ試着してくるねー」



そういうと、ピンクのワンピースを片手に持って試着室のある方に走って行った。



前田「ね、このオレンジのひらひらしてるスカートとこの赤いスカートどっちが似合うと思う?」



鶴浜は、前田に相談され両方のスカートをはいた前田を想像する。


鶴浜(二つとも、お似合いだ。ヤバイ、かわいい)


鶴浜は前田の着替えを想像し今にも鼻血が出そうである。



鶴浜「ひとまず、試着してみて?それを見てから判断する」


前田「そうだね。来てみなきゃ分かんないよね」



前田「玲奈も着替えてるし、ウチらも行こう?」



前田と鶴浜は試着室に行った。

鶴浜は、我ながらいい答えだったと思った。


そのとき前田が驚きの発言をした。



前田「一回一回、着替えて外に出るの面倒くさいから試着室一緒に入って?」


鶴浜はドキッ!とした。



鶴浜(・・・一緒に試着室?ってことは・・・」



鶴浜の心拍数が一気に上がり、下半身も興奮してきた。



前田「別に、女同士なんだしいいでしょう?」


鶴浜(でも今断ったら、怪しまれるよな・・・。まあ、俺も女なんだし女子高生の生着替えを目の前で見てもいいよな・・・)



どうしても、前田の着替えが見たかった鶴浜は自分の感情に負けた。



鶴浜「わ、わかった」


前田「じゃあ、決まりね」



花女一可愛い前田の生着替えを妄想し鶴浜の手は手汗でビショビショ。

二人は、一番端の試着室に入りドアを閉めた。



鶴浜(尚子ちゃんの甘い匂いがヤバイ・・・)



前田がスカートのフックを外す。


「カチャ、カチャ・・・」


フックの金属がすれ度に鶴浜の下半身は大きくなる。


「スルッ!!」前田のスカートが下に落ちた。



鶴浜(Yシャツの下から、薄ピンクのパンティーが見えてる・・・)



鶴浜の下半身は最大限まで固くなり大きくなった。


薄ピンクのパンティーは足の付け根にひらひらがついていて、中央はややモッコリしている。


鶴浜は、自分の下半身を触りたいが我慢している。

そのとき!



田中「二人で入って、なぁにレズってんの?」



田中は苦笑いしながら言ったが、鶴浜には聞こえてなかった。

鶴浜の頭の中には前田しかない。



鶴浜(こんな可愛い子のパンティー間近で見ちゃった)


そんなこと考えてる鶴浜の耳に誰の言葉も入ってこなかった。




3人は買い物を済ませ、店から出てきた。



田中「南は何も買わなくてよかったの?」


鶴浜は自分の買い物のことをすっかり忘れていた。



鶴浜「うん、いいよ」


鶴浜(それより、いい体験できたから・・・)



3人は店を後にし、下校道の路地にいた。

前から3人組のヤクザらしき男たちが前から歩いてきた。



ヤクザ1「あれー、君たちって花女の生徒じゃなーい?」



ヤクザの一人が3人に声をかけて来た。

すぐさま3人は囲まれ身動きが取れなくなった。



ヤクザ2「今から、ホテル行こうよ」


ヤクザ3「お金は俺らが出すからさ」


ヤクザ1「断ったら、どうなるか分かるよなぁ」



田中「嫌です。行きません」



ヤクザ2が返答した田中の肩に右手を回し、左手で胸を触った。


ヤクザ2「お嬢ちゃん、いい胸もってるじゃん」



確かに田中の胸はEカップ以上あり、女子高生にしては巨乳である。



田中「やめてくだい。警察呼びますよ」


ヤクザ2「呼べるもんなら読んでみな」


苦笑いしながら田中の胸を揉む。


(モミ、モミ、モミ・・・)


すると、ヤクザ1、3は鶴浜と前田の手を縄で縛りお互いに背中をつけて座らせ、ガムテープで口をふさいだ。



ヤクザ2「お嬢ちゃん気持ちいい?」



ヤクザ1は田中のスカートをめくり上げた。

ヤクザ3はしゃがみ込みパンツの上から中指でいじる。


(クニ、クニ、クニッ・・・)


思わず田中の口から声がでる。



田中「あん、あん、あんっ!」



鶴浜はガマン出来なくなった。

鶴浜は腕力で縄を引きちぎり、ガムテープを外して、近くにあった一斗缶をヤクザ目掛けて蹴り飛ばした。


「バーン!!」


鶴浜の蹴った一斗缶は、田中の顔のスレスレを通り、ヤクザ2の顔面にヒット!!


ヤクザ1、2は思わず田中を放した。田中は、目の前でしゃがみ込んでいるヤクザ3の顔を蹴り上げ、鶴浜たちのもとへ走って逃げた。



ヤクザ1「テメー、何しやがる」



ヤクザ1が鶴浜に殴りかかったが鶴浜はサッとよけ、すかさずヤクザ1の腹に蹴りを入れた…



田中「尚子、今ほどくから」



そう言って、前田の縄をほどいた。

ヤクザ1は腹を抱えうずくまっている。

一斗缶が当たったヤクザ2と蹴り上げられたヤクザ3はのびている・・・



鶴浜「今だ、逃げるぞ」



鶴浜は前田と田中の手をしっかり握り締めその場を立ち去った。


つづく

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