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10年目シリーズ

10年目の嵐(200文字小説)

作者: 日下部良介

結婚して10年。

もちろん妻を愛している。


が、大変なことになった。

浮気がばれた。


家に帰ったら鍵が変わっている。


今夜は台風が直撃する。

だけど、家に入れない。

玄関の前で、ずぶ濡れのまま朝まで過ごした。


朝になって、妻が玄関から顔を出した。

「あら、何しているの?」

「鍵が…」

「鍵? あ~あ、壊れちゃって取り替えたのよ。 あっ! 新しい鍵渡してないね」

「えっ? 浮気の罰では?」

「なに! 浮気?」

「いえ、何でもありません」


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― 新着の感想 ―
[一言]  なんですってえええ!!!  そりゃー鍵替える程度じゃすみませんよ!扉を替えちゃいますよ!!えー。  けど、まぁ初めからばれてますね。絶対に確信犯ですよ。でも、そんな茶目っ気のある悪戯で懲…
[一言] あら、何してるのって、確信犯だわね。 朝なのに、ははは、いい気味だわ。 絶対わかってたね、奥さん。 でも、この対応はグッドです。賢い奥さんだこと。
2010/10/29 18:29 退会済み
管理
[一言] 怖いですね、良心の呵責という奴ですね。このシリーズ、淡々とした語り口で書かれているのが面白いです。
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