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夜の大収穫祭

「ちょ~っとお待ちなさ~い! ()()はいったいどういう事ですの!?」


 スクールアイドル高飛車担当のトワが声を荒らげる。彼女が指すのは町の一角に建つ豪華なお屋敷だ。

 そんなヒステリックなトワに対し、瓶底と会長が肩を竦めながら答える。


「どう――って言われてもデスね……」

「そうだぞトワくん。領主なのだから立派な邸に住んでいるのは当たり前だろう?」


 そう、元はトワの持ち家だったのを領主一家に譲ったんだ。奇しくも瓶底のダンジョン拡大計画が進み、倉庫の中にだけあったダンジョンを倉庫周辺まで広げてくれたんで、コアルーム近くに有ったお屋敷を外に転移させた。

 見た目は外に建っているお屋敷でもダンジョン内に含まれているのは事実。だから領主の警護もモンスターとトラップでガッチリガード出来るってわけ。

 ……なんだけど、唯一1人、トワだけは納得するわけもなく、駄々をこねていると。


「ど・こ・が・当たり前なのです! アレは元々わたくしが召喚したものですわ! 勝手に他人に譲るなんて!」


 いや、お前が作ったんかい! よく見たらDPがえげつねぇ減りかたしとるがな!


 5928DP→5178DP


「予算オーバーで勝手に建てたのはトワくんだろう? 各自1部屋という決まりだったのを2つも建てた上、うち1つは目の前の豪華な一軒家ではないか。大人しくもう一つの部屋を使えばいいだろう」

「失礼な、あっちはペット専用のお部屋ですわ」

「ペ、ペットぉ!? ペットにクローゼットや化粧台は使えないだろう!」

「むぐ……」


 それはそう。会長に論破されたトワがプルプル震えて押し黙った。キンキン声が頭に響くからそのまま黙っててほしい。


「さて、夜も更けてきたデスし、話し合いはコアルームで行うデス」


 瓶底の提案に全員が頷き、ゾロゾロと倉庫へ入って行く。外もダンジョン化したとは言え、1日で4回も襲撃された側としちゃ落ち着かないもんな。

 で、時間も時間ってことで、話し合いをしながらの晩飯タイムが開催された。


「……で、成り行きで助けましたけれど、これからどうなさいますの?」(←スープスパゲティとドレッシングサラダ)


 強い口調のトワ。ま~だ納得いかないらしい。だが大まかには決まっているようで、会長から今後の予定が伝えられる。


「トワくん、まずは落ち着きたまえ。領主を助けたのはDP獲得に必要な実験でもあったのだよ」(←サンマの蒲焼き定食)

「ん? なんや実験って?」(←お好み焼き)

「述べた通りだよ加瀬くん。今の我々にはDP獲得の手段が獲物を狩る以外にはない。これは獲物が来なければ飢え死にする事を意味する」


 都合よく侵入者が来るとは限らないって事だな。この町は辺境らしいし、来ない確率の方が高いだろう。


「つってもDPには余裕があんだろ? そんな深刻そうな顔で話すことかよ」(←すき焼き大鍋グループA)

「こ、この顔は元からだ!」

「落ち着いてください会長、きっと会長がイケメン過ぎるのが悔しくて、本郷が嫉妬してるんです!」(←サンマの蒲焼き定食)

「そ、そうかね? ありがとう戸田くん!」

「いやお前、俺が嫉妬とか――あ~どうでもいいや……」


 ま~た始まったよ、会長と副会長のラブロマンス。さすがの本郷も反論する気になれないらしい。


「でも本郷の言うように、切羽(せっぱ)()まった話でもないんじゃない?」(←すき焼き大鍋グループB)

「それは違うぞ利根川くん。侵入者は言わば水物、来るか来ないかは運しだい。来ない日が長期化してからでは遅いのだよ。大恩寺くんを見たまえ、DPが目減りしていく中で豪快に爆食する彼を見て不安に刈られないとでも?」

「はむぐむぐむ……ほんぐむぐむ……んくんくんく……ぷっっっほぁ~~~あ! ん"~~~ん、ごっつぁんです!」(←すき焼き大鍋グループC)

「…………」


 汁までキレイに飲み干している姿を見て言葉を失うカズト――いや、全員が同じ心境だったと言えるだろう。


「ま、そ~よね~、大恩寺が食べまくっちゃうんだからポイントなんて有って無いようなものよね~」(←チーズフォンデュとツナサラダとフルーツパフェ)

「デザートまで召喚してるアイリも他人の事言えないんじゃ……」(←すき焼き大鍋グループA)

「何か言った小早川!?」

「べべべ別にぃ!」

「……コホン。まぁそんなわけでだね、DPは有って困ることはないのだよ。そこでだ、瓶底くんの提案を取り入れ、DP保管計画を発動しようと思う!」


 鼻息荒く宣言する会長。だがみんな食うのに忙しく手を止める者はいない中、会長だけは何かを期待するようにキョロキョロと見渡している。

 多分な~、聞いて欲しいんだろうな~、しゃ~ない聞いてやるか。

 

「で、その計画とやらは――」(←すき焼き大鍋グループA)

「鳥居くん、よくぞ聞いてくれた! 時おり影が薄くて見失うこともあるが、キミなら聞いてくれると信じてたぞ!」

「余計な一言はいらんから早く話せ!」

「……コホン。では説明しよう。DP保管計画とは黙っていても自動的にDPが貯まるシステムであり、我々の生活を半永久的に維持するための計画である!」

「「「自動的に!?」」」


 これには全員が飛び付いた。そこで待ってましたとばかりに瓶底が眼鏡クィッを発動させて詳しく解説し始める。


「昼間にも説明しましたが、DPを獲得する方法は二つ。侵入者を倒して吸収するか、魔力供給による魔力をDPに変換するかのどちらかデス。今回注目するのは後者の方で、1日に1度だけ、ダンジョン内の魔力発生源から強制的に魔力を徴収し、DPへの自動変換が行われることが分かったデス」(←すき焼き大鍋グループA)


 あ~なるほど、確かにヘルプに書いてあるな。魔力を持つ生命体や物体から余剰魔力を吸収し、DPとして獲得するらしい。


「では私たちからも徴収されると?」(←五目ご飯)

「それはないデスよお那須さん。何故ならボクたちは魔力を持ちません。余剰魔力は元から無いんデス。そこで……」

「ふっ、読めたよ。魔力概念のある世界の住人なら魔力を持っている。つまり領主たちから徴収するのだろう?」(←すき焼き大鍋グループB)


 安土の台詞に大きく頷く瓶底。


「へ~ぇ、いいじゃん。みかじめ料が自動的に入るんならよぉ」

「本郷くんが言うと三下のチンピラみたいでとっても草なんだよ♪」(←すき焼き大鍋グループB)

「三下じゃねぇ! 俺は一匹狼だ!」

「フッ、血に飢えし狼か。頬の切り傷が(うず)いて仕方あるまい?」(←すき焼き大鍋グループB)

「中二病でもねぇ!」


 みかじめ料ねぇ。現状は領主一家と拘束中の執事の4人か。いくら入るかによって今後の対応も変わってくるな。

 あ、ちなみに晩飯のDP消費はこんな感じだ。


 すき焼き大鍋A=30

 すき焼き大鍋B=30

 すき焼き大鍋C=30

 スープスパゲティ=22

 ドレッシングサラダ=5

 チーズフォンデュ=23

 ツナサラダ=5

 フルーツパフェ=14

 サンマの蒲焼き定食=18✕2

 お好み焼き=16

 五目ご飯=12

 クラッカー=3


 5178DP→4952DP


 大鍋にすると安上がりになるんだけど、乗るかどうかは気分しだいか。これでも安く上がった方だな。

 あ、そうそう、最後に襲撃してきた2人も吸収しとくか。


 4955DP→5680DP

 5680DP→6414DP


 おおぅ、一気に盛り返したぞ! 2人で1500くらいはいったと思う。他の盗賊とは違う感じだったし、やっぱ強いと高いんだなぁ。


「ところでみんな、オラのコマンドにソウルスカウトってやつが出てるだが、これって何だべ?」

「「「は?」」」


 大恩寺が妙な事を言い出した。まさか新たなコマンドの出現かと色めき立つも、誰の脳裏にもソウルスカウトの文字は見えてこない。


「どこにも無いで?」

「食べ過ぎたせいで幻覚でも見えてるんじゃな~い?」

「そんなはずはないど、確かにソウルスカウトって書いてあるど。実行するなら100ポイント消費するど」


 よう分からんけど大恩寺ってつまらん嘘はつかないんだよな。多分本当に見えるんだろう。


「ヘルプにも乗ってないデス。どうしますか会長?」

「ふ~む……。このまま放置するのも不安が残る。DPに余裕があるうちに解明すべきと思うが……どうだろう?」


 まぁ100ポイントならって理由で全員が了承。大恩寺にソウルスカウトとやらを実行してもらうことに。


「異論なしと。では大恩寺くん、やってくれたまえ」

「分かったど!」


 6414DP→6314DP


 バッ!


 懐から取り出した数珠を手に、いつになく真剣な顔の大恩寺が何やら唱え始めた。


夢半(ゆめなか)ばで断ち切られし御霊よ、充てもなく彷徨(さまよ)いたるは(なんじ)の道が不可視たる(あかし)。我が(ほどこ)しをその身に宿(やど)し、閉ざされし道を切り開かんどぉ!」



 シュィ~~~~~~ン!



 大恩寺の呪文に反応して空間が歪む。直後に半透明の人間みたいなのが現れた。


『ああ、声が出せる! ボクの声がようやく伝わる!』

「「「!?」」」


 人間もどきの声が脳裏に響く。当の本人は自分の手足や体を見て感動に打ち震えているかのように見える。

 一方の俺たちは突然の出来事により声が出ず、ただあんぐりと口を開けるだけ。そこで最初に我に返ったアイリが涙目になりながら……


「キャーーーーーーッ! オバケーーーーーーッ!」

「オ、オバケデスか!? そそそ、そんな非科学的な存在は居るはずが……」(←今さらソレ言う?)

「や、野郎、かかってこいよ! お、おお、俺はビビっちゃいねぇぞ!」

「きっと去年亡くなった従兄弟がバケて出たんです! やめて、私に付きまとわないで、私には会長が居るんだから!」

「こ、この悪霊め、成仏しろ成仏しろ成仏しろ!」


 アイリの絶叫を皮切りに俺を含むクラスメイトたちは大パニック。本郷はビビりながらもファイティングポーズを取り、安土は手を合わせて必死に念仏を、そして何故だかカズトと加瀬と小早川が抱き合って叫んでいた。


『あ、あの~、もしもし? 別に(たた)るとかそういうつもりはないんですが……』

「ホ、ホントか?」

「騙されるな鳥居、悪霊は言葉巧みに(あざむ)いてくる! そうだ、塩だ、清めの塩を使うんだ!」


 6314DP→6313DP


「くらぇぇぇ、悪霊たいさ~~~ん!」

『ブッ!? ちょちょ、ちょっと止めてくださいポニーテールの人、塩はボクみたいな幽体には物理的に――ブホッ!』

「効いてるぞお那須くん、その調子だ!」

「任せろ!」

『ちょちょ、任せないで誰か止めてくださいぃぃぃぃぃぃ!』



 なんやかんやと一時間後……



『……コホン。では宜しいですか? ボクの名前はトルネオ、古代遺物や古代文明の謎を追い求めている考古学者です』


 トルネオって、確か俺が持ってきた日記の持ち主だったはず。


「あ~覚えてるよ~。領主に許可もらってご近所に住んでた人だよね?」

『その通りです。しかし残念なことに死んでしまった今となっては研究もできず、ましてや物を持ったりも出来ない始末。だがボクは研究を続けたい、研究を続けたかった、その思いが果たされない限り、ボクという魂は存在し続ける!』


 いや、諦めて成仏せぇよ……。


『そんなボクにもチャンスが訪れた。今の状態なら依代(よりしろ)となる体さえ有れば、再び研究が出来るんです。どうかお願いします、ボクに体を!』


 幽体で宙に浮いたまま器用に土下座するトルネオさん。何が彼をそこまで駆り立てるのか、ドン引きしている俺たちには見当もつかない。

 だが幽体でダンジョンをウロウロされるのは精神的にも宜しくない。夜中に見たら小便漏らしそうだし。ここは一つ、憑依(ひょうい)できる体を用意してやろう。


「領主を警護してるリビングアーマーとかどうです?」

『中身スッカスカじゃないですか! それにあんな装備では雑用はこなせません』

「じゃあシャドウ――」

『そっちもスッカスカですよね? しかも常時杖しか使えませんよ』


 案外贅沢だなぁ……。


「ならカオスセンチピードは……」

『脚が100本あるアレですね! 作業が(はかど)りそうです!』

「「「いいのかよ!」」」


 しかしながらあのムカデが駆け回るのはキモいという女子全員の反対により却下。良さげなのがないかと全員で探していると、緑川が何かを見つけて大声で叫んだ。


「お宝はっけ~~~ん! これしかないよ~!」


 名前:ダークウィザード

 DP:1500

 備考:全ての属性を使いこなせる闇に染まりし魔術師。防御魔法も充実しており、単独でも相当強い。フードを外した時の外見年齢は召喚時にランダムで決まる。


「むむむむ……。せっかくの提案だが、これはコスト的に賛同できんぞ?」

「でも検証しないといけないでしょ~? 魔力だって持ってるだろうしぃ、余裕があるうちに召喚しちゃいなよ~、よ~よ~♪」

「むぅ……」


 6313DP→4813DP


 結局は緑川の意見が通り、高コストの魔法士を召喚した。それを見たトルネオさんが感謝を意を示しつつ憑依すると……


「おお、素晴らしい! これなら研究が続けられる。ありがとう御座います!」


 シュタタタタ!


「勝手にどっか行っちまったけど、いいのかアレ?」

「……彼には後ほど協力してもらおう」


 研究以外なにも考えてなさそうな人だったけどな。


「ふぁ~ぁ、んん……な~んか眠くなってきちゃった。夜更かしは肌に悪いし、先に寝ちゃってもいい?」

「ですわね。ならわたくしも――」

「あ、アイリさんにトワさん、待ってほしいデス。もうすぐ日付が変わりますよ、どれだけDPが貯まるか見ておいた方が良いと思うデス」


 もうそんな時間か。でもそうだな、瓶底の言う通りこの目で見とくか。



 3……



 2……



 1……



 0!



 パカッ!



「ん?」


 いきなり壁に穴が空いた? ――と思った次の瞬間!



 パーーーーーーン!



「「「うひゃぁぁぁっ!?」」」


 ななな、なんだこりゃ!? 壁からクラッカーが飛び出してきたぞ!


「あ"~ビックリした! 誰だよ、こんなイタズラした奴!?」

「イタズラじゃないも~ん! 眠気覚ましにちょうど良いと思ったんだも~ん!」


 どうやら緑川が仕掛けたものらしい。そういえば晩飯のリストにクラッカーが混ざってたけどコレだったのかよ! てっきりお菓子の方かと思ってたわ。コイツ低コストでなんつ~イタズラを……。


「でもこれのお陰で目が覚めたでしょ~? ね、アイリちゃん?」

「……確かに目が覚めた気がするけど二度とやってほしくない……」

「草」

「草じゃな~~~い! 寝れなくなったらどうすんのよ!」


 こればっかりはアイリに同情する。


「ま、まぁ気を取り直してだね、DPの様子を見てみようじゃないか」



 カルシオール→5DP

 セルナシオン→5DP

 テルミア→2DP

 カークランド→10DP


「「「はぁ…………」」」


 上記を見て、もはやお通夜状態のコアルーム。まるで落選確実と速報で伝えられた立候補議員の会場のようだ。


「せつねぇべ」


 そんな大恩寺の台詞が胸に突き刺さる。これだと領主に食事を提供するだけでも余裕でマイナスだ。


「おや? 待ってください、DPの加算に続きが有るようデス」


 清涼石(せいりょうせき)→10DP✕7

 疾風石(しっぷうせき)→17DP

 睡眠石(すいみんせき)→11DP

 オートランタン→13DP✕5

 幸運のブロンズダイヤ→55DP

 ブルータリスマン→12DP

 レトロアンバー→4DP


 4813DP→5069DP


「何だコレ? 名前の知らんやつばかりな気がするけど」

「検索をかけてみるデス――――なるほど、皆さん分かったデス。これらの正体はマジックアイテムデス!」


 衝撃の事実。殆どが小早川が集めてきたマジックアイテムだと判明した。唯一違ったのが町に備わっているオートランタンという街頭だ。

 ちなみに自分たちが召喚したモンスターや眷属からは徴収されないらしい。


「しかしこれで目標がハッキリしたな。我々が生活していくにはマジックアイテムが必需になると。諸君、明日からは――」



「「「マジックアイテムの収集だ~~~~~~!」」」


 長い1日が終わり、新たな生活が始まろうとしている。そう、俺たちの戦いはこれからだ!


 END


「いや、まだ終わらんよ?」

「生徒会長の八重樫憲語やえがしけんごだ。今後とも宜しくお願いするぞ。さて、このたび序章が終わりを迎えたわけだが、諸君らの目にはどのように写っているだろうか。順風満帆じゅんぷうまんぱん? いいや違う。波乱万丈はらんばんじょ、山あり谷ありの苦楽がこの先も待っていることだろう。しかしだ、我々は決して――」(←長くなるので省略)


 名前:トルネオ

 性別:男

 年齢:23歳

 種族:人間の幽体

 備考:志半こころざしなかばで死んでしまい未練タラタラな幽体だったところを、大恩寺とダンジョン機能の合わせ技により眷属化した青年。知識が豊富なため、ダンジョン生活での良きアドバイザーとなるだろう。


 名前:ダークウィザード

 DP:1500

 備考:全ての属性を使いこなせる闇に染まりし魔術師。防御魔法も充実しており、単独でも相当強い。フードを外した時の外見年齢は召喚時にランダムで決まる。


「――というわけだ。次の章からは更に町全体がパワーアップしていくぞ。是非とも見届けてほしい!」


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