基礎をちゃんとしよう
毎週ソーイングビーを見ているだけど、この前その流れでフラメンコ見てしまった。
そしたらひどいのな。
日本のフラメンコがひどいのは知っていたけどそれにしてもひどい。
一つ一つの技術をおろそかにして踊ってるせいで、10年躍り込んでるというわりに悲惨な躍りなのな。
なんとなくできるようになるだろうでやっててもできないまんまつうことで。
何事も基礎をちゃんとしない奴が上達することはないよな。
逆に言うと一つ一つの技術を突き詰めていくと自然クオリィティは上がるってことだ。
せっかく裁縫っていう新しいことを始めたんだから基礎をちゃんとしよう。
ってことでまずは裁断の練習だ。
貰ったニット2着とVネック作った余りの布を短冊に切る。
切っていると一つの気づきを得る。
ハサミも刃筋を立てなきゃだめなんだ。
布は水平に、ハサミは垂直に。
切っていてハサミの腹がわずかにでも見えたらだめ、ハサミの背だけが見えてなきゃならないんだ。
道理だよな。
ハサミが傾いていたら傾いてる方にずれるよな。
当たり前過ぎるのか、みんななんとなく垂直にするのを覚えるのか本にもネットにもこんなこと書いてなかったぞ。
布を切るときは刀で人を斬るように刃筋を立てるべしと書いていてくれたら一発だったのに。
意識して刃筋を立てたらまっすぐきれいに切れましたとさ。
慣れは必要だけど、それは正しい方法で慣れなきゃならん。
ハサミを傾けて切っていたらいつまで立っても上達しないぜってことだわ。
裁縫に限らず気づいてしまえばそれまでだけど、気づかないととことん気づかない問題を慣れてないからで済ますこと多い気がする。
テクニカルに正しい方法の確立と共有ってすべてにおいておなざりにされてる気がするなあ。
その結果が10年踊っても悲惨なまんまなフラメンコなんだぜ。
あー。やだやだ。
何事も自分がいまなにをしているのか、それは一体なんなのか分析が必要ってことだな。
練習の結果短冊が3束できたので次はこれを縫製練習で繋げるぜ。
きっとまっすぐ縫えないにも気づいてしまえばそれまでな理由があるんだろな。
分析せねば。




