第20話 防衛戦略
今日も宜しくお願いします
あぁ これからどうしようか・・・・
いや 気にしてはいられないな
吉村さんは必要な犠牲だったと思うことにしよう・・・・
ここでうじうじして 例の本の主人公みたいになったりしたら嫌だしな・・・
俺が頑張って被害を抑えるようにするしかない
幸いその力が俺にはあるからな
米軍を絶対にここで食い止めてやる・・・・・・
「隊長!
招集がかかってますよ!」
「分かった・・・・」
「よし 全隊集まったな!
我々の連隊は山の麓で米軍を迎え撃つことになった
この防衛には第118連隊 第135連隊が
我々方面とは違うところに守備に就き
どれかの連隊が窮地に陥ったら
援軍を出し合うことになっている
よって 後方支援部隊として
第1大隊をつける
援軍要請が来たらすぐに行ってくれ」
「了解しました!」
「よし
また 火力支援として臼砲大隊 他砲兵が支援する
ここはほぼすべての戦力を持って
米軍の進軍を遅めることが目標だ!
全力で守りぬけ!!」
『はい!!!』
「第1大隊の者以外はここで米軍が攻めてくるまでに
5 6日はかかると見ているため
それまでに陣地の強化を頼んでおく」
『了解!』
「よし! これで解散だ!
各員!配置に動け!」
『了解!!』
はぁ・・・・・つかれた・・・・・
第一防衛線は放棄するのか
てか 何回 了解といえばいいんだ・・・・
「隊長! ここでも防衛みたいですね・・・・」
「あぁ そうみたいだな」
「こちらから攻撃はできないんでしょうか・・・・」
「・・・・・・・止めておいたほうがいいだろうな」
「そうですか・・・・」
「それよりも 陣地の強化をするぞ」
「わかりました」
しかし 史実にあった
アスリート飛行場なんかはどうするつもりなんだろうな・・・・
取られたら 防衛陣地をせっかく作っても
丸見えだろうし・・・・
坑道陣地でも作ってるのか?
それでもきついと思うが・・・・・
「隊長! ここですね!?」
「あぁ! そうだ!!
早く 作るぞ!
敵さんが来るまで時間がないんだ!!」
「はい!!」
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「閣下 防衛思考はわかりましたが
我々の軍が作っていた飛行場はどうするおつもりですか?」
「あれは 作りかけだったな?」
「はい そうですが?」
「今から 作り始めても
米軍が来るまでに完成することは厳しいよな?」
「はい そうですね
最低でも2 3ヶ月はかかると思います」
「そうだな
防衛陣地を作っていたからな・・・・」
「そうですね
ですが 今となっては正しい判断だと思いますよ」
「そうか・・・・
あの飛行場を爆破するのはどのくらいの爆薬がいる?」
「完全には厳しいとは思いますが
しばらく使うまで修復が必要なくらいなのは
そうですね・・・・
近くのアスリート飛行場だと2 3トンあれば十分だと
思います」
「それは過剰ではないか?」
「いえ 今の我が軍の火薬保有量から比べれば
膨大かもしれませんが
あの規模を爆破するにはこれくらいはかかると思います」
「そうか・・・・
高射砲は無理か?」
「おそらく距離的に無理でしょうし
仮に撃てたとしても 効果的ではないでしょう」
「どの部隊に頼めば爆破できる?」
「どの部隊も不可能でしょう・・・・」
「守るしかないか?」
「放棄はダメでしょうか?」
「そんなことをしては!!
防衛陣地が爆撃されるようになる!!」
「坑道陣地であれば・・・」
「我々は満足に外にも出れなくなる!
衛生状態が著しく悪くなる!!
そんなことになれば不必要に
人的資源を失うことになる!!」
「・・・・・・・
しかし・・・・・」
「仮に放棄したとして
どのくらい空に抵抗することができる?
もうすでに空母からの艦載機による
爆撃にさらされることも少なくない!」
「・・・・・・・・
高射砲部隊なら・・・・」
「やってくれるか?
本当に?どのくらい敵に打撃を与えることができる?」
「我々が今やれる手段はそれくらいのことしか無理でしょう・・・・」
「あ号作戦が成功すれば・・・・・・」
「そのような電報は来ていない・・・・」
「であれば それくらいのことしか・・・・・
確実に米軍の進撃を止めなければいけません・・・・・」
「分かった・・・・・
あのことも準備しているんだな?」
「はい・・・・
準備をしています・・・・
『本土空襲だけは避けなければ・・・・・・』
ここまで読んでいただきありがとうございます
よければブクマ 評価など宜しくお願いします




