第18話 水際防衛 二
今日も宜しくお願いします
ユニーク600ありがとうございます!
「ほら!もっと撃て!!
持ち堪えろ!!
米兵をこちらに近寄らさせるな!
こちら側の第一次反抗が終われば
戦車部隊が敵側に突撃する予定となっている!
六月十五日のように敵兵を撤退させろ!!」
『了解!!』
バンッ!!
「軍曹ぉ!
もう 敵が近くに寄ってきていますぅ!!!」
「そう でっかい声で言わんでも聞こえるし
こっちでもわかってる!!」
「しかし!!
敵がもうすぐ来ます!!」
「チッ!!
くそ!! もう お前ら退却しろ!
これは臆病だからじゃない!
戦略的撤退だ!」
「軍曹はどうするんですか!?」
「俺は殿だ!!
さっさと行け!」
「軍曹!?」
「俺が暴れるのにお前らは邪魔なんだよ!!」
「ッ!? わかりました!
我々はこれで!・・・・
ご健闘を!!」
「ああ!!」
嫌な 言い方をしてしまったが・・・
大丈夫だろうか・・・
ほかの陣地の奴らはほとんど撤退してるんだな・・・
俺らが一番持ったってことか・・・・
さて そろそろだな
敵さんも敵が見つからなくてイライラしてるだろう・・・
行くぞ・・・・・
気力操作・・・
初めてのアーツ使用か・・・
ふふっ・・・・
”二刀流・・・・Lv 1アーツ・・・・二刃空波!”
やはりスキルの力ってものはすごいな・・・
ステータスだけではできないよな
これは・・・
まぁ 敵はこれにもビビリはしないだろう・・・
さぁ・・・・始めようか・・・
これより先は・・・・俺の世界だ
って かっこつけてみたものの・・・・・
すっごい恥ずかしい・・・・
心の中だからいいとしても
声に出して言ってみてよ・・・・
周りからはドン引きされるだろうな・・・・
さて 目の前に広がる惨劇を作ったのは俺だが・・・・
こんな風になるとはな・・・
アーツ名からなんとなく想像はしていたが
神はなんか 空気の刃を出すのが好きなんだろうか・・・
まぁ かっこいいけど・・・
さっきから向かってくる銃弾でも切りながら考えてるんだが・・・・
急に俺・・・・・強くなりすぎ!?
まぁ これでいいんだが
俺 これ死ぬ未来が見えないぞ?
これ以上強くなったらどうすればいいんだ?
なかなか死ねないなんて地獄でしかないぞ・・・・
機関銃弾でも死ねないだろうし・・・
どうすればいいんだろうなぁ・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「お前ら! これでいいのか!?
軍曹に任せて自分たちだけ帰ってきて!?
本当は俺たちが逃がす場面だろう!?」
「まぁ そうなんだが・・・・」
「怖さに負けて逃げ帰っていくのか!?
俺は軍曹を助けるために戻るぞ!」
「え? あ おい!」
「まぁ 俺らも付き合ってやろうぜ?
あいつはまだ何も知らないんだから・・・」
「・・・・ああ そうだな・・・・
あいつも あれを見たら諦めるだろう」
「先輩・・・・・これはなんでしょう・・・・・」
「ん? ああ これが田中軍曹が皆に恐れられながら尊敬されている所以さ」
「しかし ここまで圧倒的など・・・・」
「ああ だから米兵の間では『二刀の侍』
俺たちの間では『最強の軍曹』と呼ばれているんだろう・・・」
俺たち田中分隊隊員の前には西洋人顏の首が
何百と転がっていた・・・・・
「お!? お前ら!なんでまだここにいるんだ!
もうそろそろ戦車部隊がくるぞ!
一緒に帰るぞ!」
「・・・・・わかりました!」
その光景を作った 張本人の田中軍曹は
眩しい笑顔で血まみれの笑顔で俺たちに
微笑みかけてくる・・・・
正直怖い・・・だが これが『最強の軍曹』なのだと
再認識させられた・・・・・
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