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歌と詩

リサイクル

作者: 風花 深雪


オリコンの中、外をみる。

足が2本並んでて

荒っぽい手つきでフタがく。


雪崩のようにぶちまけて

私のからだが転がった。


目前には人の顔。

乱暴に分別しては投げていく。



あ、それ私の一部。


ポイと隣の箱へ投げ入れる。


どうしよう、ひとつ欠けた。

言っても聞こえないけどね。




作業が終われば別の部屋に移動して、

いろいろされて。


私がたくさん出来上がる。


あれも それも 全部私。

同じだよ、見た目は変わってしまうけど。




次会う人はどんなかな?

優しい人なら嬉しいな。


そうして私は目を閉じる。



私の分身、たくさんあるよ。







次は大事に使ってね。








はじめまして、よろしくね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] な、なんか綾波レイおもいだした……。 こわっ……。戦慄を覚える詩だった。
2017/11/07 02:44 退会済み
管理
[一言] 人はいろんなものに心を吹き込むことができますね。 人がゴミのようだ!! 人を心ある者とすることができないムスカ大佐のような人もいますが。 しかし、その語録は国語の授業に資源回収されたようです…
2017/06/23 20:34 退会済み
管理
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