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生活モニュメント[10]

方式の一案

作者: 袋小路 めいろ

僕等にあんな事があっても

別の同じ事があったら

その悪い事ばかりに目がいき

対処ができていない事が

露呈している

だとしたら

僕等の国でテロが

あったとしても

僕等は形ばかりの

対処と呼ぶ行為をして

安心するのかもしれない



あった事に反応する

そんな人はたくさんいる

あった事で価値観を

真逆にできる人は一握りだ

どこかの先端に立って

下を眺めて

上を見上げる

そんな人だけかもしれない

もしくは

自分に疑いを持てる

そんな人だけかもしれない



自信が崩れる事を

僕等は恐れている

武器を失う事と同義だから



痛みが訪れる事を

僕等は恐れている

全ての行動を

制限されてしまうから



僕等の万全は

ある意味ガラス方式で

粉々になってから

新しくグレードを上げていく

最初の設定を

感覚的にわからないから

仕方のない話だ



だから

僕等の心持ちは

ある意味太陽方式に

しなければならない

ずっとずっと

燃え続けなくてはならない

弱くなったり

強くなったり

するけれど

消えない事を芯にして

生きること

本当の意味で

居なくなる


その時まで






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