表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/32

7




武が見ている窓の外にいるのはおそらくあの子だろうと思う。


後輩の子。


1つ下の後輩で武とさっきまで話していた彼女、麻美だと思う。





「有希ちゃん、ノートありがとう! やっぱり有希ちゃんのノートってわかりやすいよ! 今度教えてもらっていい?」


「え、私で役にたつなら……」



ノートを貸していた子からノートを返されて、そんなことを言っていると、タイミングよく先生が入ってきた。出席簿を持っていつものように教壇の前に立った。




「はい、おはようございます」



ガタガタと言う音がして、騒いでいた教室が静まる。右手で頬杖をついて、ボーっと教室を見る。観察のような感じで見ていると、ツンツンと左から感じた。



「ん?」


「今更かもだけど、隣、だね。よろしく」


「あ、蒼井くん? 一週間もたって本当に今更ね」


「あはは、賢治じゃなくてごめんね」


「なんで賢治よ……」



ヒソヒソと話ながら呆れたような表情を浮かべると、フフフと笑った蒼井くんがいた。


沙織と武の方を見ると、前に座っている武が少し後ろを見ながら、沙織とクスクスと笑っていた。


賢治の表情が歪んで、授業中ずっとトントンと机をたたいていた。




サブタイトル数字にしました!!


ってなんか今回短くなってしまった!

どのくらいが適切だろう……


次回は8/9

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ