『タイムトンネル・未来からの亡霊』全話あらすじ
第1話:「未来からの亡霊」
タイムトンネルの異常動作により、トニーとダグは2050年の崩壊した未来へ転送される。そこで彼らは、時間戦争の存在を知り、未来のリーダーから時間改変を阻止するための小型デバイスを託される。1968年へ帰還した二人は、時間戦争の起点を探ることになる。
第2話:「改変の起点」
1968年に戻ったトニーたちは、時間戦争の発端を調査する。すると、ソ連が月面着陸を成功させたという歴史の改変を発見。時間改変派の工作を追うため、1961年のガガーリンの宇宙飛行へと向かう。
第3話:「宇宙時代の陰謀」
1961年のソ連で、トニーたちはセルゲイ・コロリョフが未来技術を手に入れていることを突き止める。時間改変派がソ連の宇宙開発を加速させていたのだ。トニーとダグはガガーリンの宇宙飛行を歴史通りに成功させるため奮闘する。
第4話:「冷戦の歪み」
キューバ危機の歴史が改変され、核戦争の脅威がなくなるどころか、ソ連の影響力が急速に拡大していた。トニーたちは1962年のキューバへ向かい、時間改変派の工作を阻止。歴史を元通りに修正する。
第5話:「見えざる敵」
1943年のナチス・ドイツで時間研究が進められていることが発覚。トニーとダグはドイツへ向かい、ナチスが未来の技術を手に入れようとしている証拠を掴む。しかし、クロノ・マスターの影がちらつき始める。
第6話:「ヒトラーの時間計画」
ナチスは未来技術を利用し、原爆の開発を進めていた。トニーとダグはナチスの時間研究施設と核開発施設を破壊し、時間改変派の工作を阻止することに成功する。しかし、クロノ・マスターの正体は依然として謎のままだった。
第7話:「クロノ・マスターの陰謀」
1890年代のフランスで産業革命が異常に加速していることを発見。クロノ・マスターは未来技術を使い、歴史の進行を歪めようとしていた。トニーとダグは発明家デュボワを説得し、未来技術を破壊することで歴史を修正する。
第8話:「産業革命の改変」
クロノ・マスターの計画を阻止したトニーたちだったが、新たな改変が1914年のサラエボで発生。第一次世界大戦が勃発しないという異常な事態に直面し、歴史を修正するために暗殺計画を元に戻す。
第9話:「時間の乱流」
サラエボ事件を正し、第一次世界大戦を予定通り発生させたトニーたちだったが、時間改変派の動きは止まらない。未来のデータを解析すると、今度は2045年の人類社会が崩壊していることが判明。クロノ・マスターの影響が未来にまで及んでいるのだった。
第10話:「消えた未来」
2045年へ向かったトニーとダグは、人類文明がほぼ崩壊した世界を目の当たりにする。クロノ・マスターが支配する要塞**「新時代研究所」**を破壊し、未来の人類の滅亡を回避。しかし、クロノ・マスターの正体はまだ明らかになっていない。
第11話:「時間戦争の激化」
クロノ・マスターがついに時間戦争を全面的に開始。過去・未来の英雄たちがトニーたちの味方として集結し、時空の狭間で決戦が繰り広げられる。最終的にクロノ・マスターは消滅したが、完全に消えたわけではないという不安が残る。
第12話:「クロノ・マスターの正体」
クロノ・マスターの影を追って1955年のソ連へ向かったトニーとダグは、驚愕の事実を知る。クロノ・マスターの正体は、セルゲイ・コロリョフその人だったのだ! 彼はソ連の宇宙開発を推し進めるために時間制御技術を研究し、最終的にクロノ・マスターへと変貌する運命にあった。
第13話:「最後の戦い」
トニーとダグは1955年のコロリョフと対峙し、彼を説得する。時間の力を手にすれば人類を支配する独裁者となる未来を示し、彼に時間制御技術を放棄させることに成功。クロノ・マスターは誕生せず、時間の流れは修正される。
エピローグ:「時間の守護者たち」
すべての改変が修正され、未来は正常な発展を遂げていた。しかし、トニーとダグは知っていた。時間の流れが続く限り、新たな歪みが生じる可能性があることを。彼らは再びタイムトンネルへ飛び込み、新たな時間の冒険へと旅立つのだった——。
(完)