表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/9

子供神輿で大騒ぎ

 子供会の行事を思い返した時、一番しんどかったのはバレーボールだ。

 何しろ運動神経が悪いので、レシーブは後ろに飛ぶし、トスはうまく上がらない。

 心底やりたくなかったが、逃げることもできず、いやいや練習に参加した。

 

 二つ年上の姉がいるが、遺伝の問題なのか、やはり運動神経が悪かった。姉妹揃って補欠とは、姉もいたたまれなかっただろう。

 

 ◇


 真夏の子供神輿は強烈な思い出だ。

 小さな神輿を担いで、町内を練り歩くのだが、商店街の盛り上がりがすごかった。


「わっしょい!わっしょい!」


 掛け声と共に商店街に入ると、大人達が水の入ったバケツを持って待ち構えている。


 皆、店の前に出てきていて、商売どころではない。

 神輿が近づくと、あちこちからバケツの水を掛けられる。

 

 これが気持ちいいのだ。

 汗でびしょびしょだった法被(はっぴ)が、今度は水でずぶ濡れになる。

 なんかもう、笑いが止まらず、大人も子供も大興奮状態だった。

 

 神輿の最終地点は公園だ。

 係のおばちゃん達が用意してくれたおにぎりや飲み物に、腹ペコの子供達が殺到する。具も入ってないただのおにぎりと沢庵なのに、めちゃくちゃ美味しかった。

 

 地べたに座り、皆でおにぎりを頬張る。 

 お腹がいっぱいになると、心地よい疲れで次第に無口になっていく。

 

 そんな光景が今だに忘れられない。

 

 

盆踊りについては「70年代子供だった私が見た商店街のおかしな大人たち」に書いているので、気が向いたら、そちらもお読みください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ