表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

チェンジ


朝起きると、十時ぴったりだった

そのまま、軽い朝食を食べると歯を磨いて

外に出た

外は、暗く、人通りは、少ない

その中で、一件の建物に入り

その109号室に、入った

中は、二重構造になっており

他に、家具など存在しない

つまり、正方形の部屋に

防弾ガラスが、半分仕切られ

反対側には、暖炉があった

私は、椅子一席に、長机を、暖炉側に

反対には、パイプ椅子を三つ置いた

時刻は、後一分で、十二時を指していた


「どうぞ」

部屋のインターホンが鳴らされ

一人の人間が、部屋に入ってくる

その姿は、大道芸人のような白塗りのピエロ姿であり

手には、サラリーマンのアタッシュケースを二倍ほど

縦横に大きくしたような細長いものを握っていた

私は、席を勧め、話に入る

「年齢住所などはいらない

ただ、いつでも連絡できる電話番号が欲しい

それは可能ですか」

相手はピエロらしくうなずいた

顔は、見にくく無言である

「では、今回、ここに応募した理由をお聞かせ願えますか」

正直、どうでも良いが、これになんて答えるかで

何となく、分かるものだ

男は、アタッシュケースから、長い、それにしては、銃身の太い拳銃を取り出すと、躊躇無く

ガラスに、引き金を引く

それは、小さな弾丸を、ガラスに、ぶつけては、全て跳ね返った

部屋を縦横無尽に弾薬が飛び回っていることから

それが、球型の銃弾だと分かる

ピエロは、それに気が付き、逃げようとしたが

扉が開かず、何発か、うずくまった体に、穴をあけたらしい

私は、清掃員を呼ぼうとしたが

しかし、一応生死確認のため

声をかけるが、わずかに動くだけで

どうしようもない

「君は、生きたいのかね」

私の問いかけに

男は、手に持った、中の引き金を

無制限に、最後まで引いた

それは、ピンポン球のように

部屋中を跳ね返り

男の体から、点を開け赤い色に染めた

「では、約束通り一人十万円でお願いします」

Pちゃんに、そう言うと、私は、電話を、切る

程なくして、それも、三分程度だろう

入り口とは別の隣の部屋に通じる

隠し扉から彼女が来て

その小さな体には、似合わない

男を、引きずり去っていく

血については、後で良いだろう

「どうぞ」

私は、表に叫ぶしばらくして、チャイムが鳴り

わたしは、もう一度繰り返した

「どうぞ」と



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ