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ふぁいとそんぐ

作者: 星野☆明美

少年と少女はいつも一緒だった。

たまに少女のことが煩わしくてわざと距離を置いたりしていたが、この無法地帯の街では2人離れると危険だった。

ほら見ろよ!目玉がギョロギョロ少女を見て、気に入った様子でついてくる。

少年は目玉野郎に引導を渡す。

無垢な青紫の瞳は少年を真っ直ぐに見つめる。

しょうがないなぁ。少女を引き寄せて、先を急ぐ。

行き先なんてわからない。ただ今日を生き抜くだけ。

カジノの喧騒。酒場の紫煙。

夜は忍び足で2人を包み込む。

気をつけろよ!闇の奥から何でもかんでも引っ張り出すんじゃない。

なんかようか、ここのかとおか。妖怪のお出ましだ。

ふぁいとそんぐ。

闘って、大事なものを守り抜くんだ!

少年は傷ついてもへこたれない。少女はハラハラしながら見守って、時には少年の力になる。

余計なことして。でも、だって、あのね。

一緒にいよう。

どこまでも行こう。



 eve Fight songより発想する。

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