第50話 東谷の決意
どれくらい歩いただろうか。
東谷はフラフラになりながら控え室に戻ろうと歩く。
しかし、ここが一体何処なのか分からない。
片っ端から部屋を空けるが何処も装置がいっぱいの真っ暗な部屋であった。
そして、ある部屋を空けた時にとうとう意識が飛んで倒れた。
『おい!! ...おい、お前大丈夫か!?』
その声でゆっくりと目を開く。
東谷『...貴殿は...確か?』
『俺は下原だ!! 一体どうしたんだよ急に部屋に入ってきて倒れたから焦ったぞ!!』
東谷はどうやら、下原がいる部屋で倒れた様だった。
東谷『下原殿は此処で何をしてるでござるか!?』
下原はすっと東谷を見る。
下原『煩悩を消す修行だ!!』
東谷は意味が全く分からない。
東谷『どう言う事でござるか...?』
下原は今まであった事を事細かく東谷に話した。
自分がこうなった経緯とこの状況の説明も
東谷『...それは散々でござるな!! 我も散々でござるが!!』
東谷『因みに川下殿とやらは次の我の対戦相手でござる!! 我に勝ち目はあるでござろうか?』
下原は脳内で神浄に問う。
暫く無言のまま暫くして下原が口を開いた。
下原『100%死ぬ!!』
東谷『やはりでござるか...しかし我は勝たねばならぬ!! 我にもその修行させてくれんか!?』
下原は直ぐに言う。
下原『この修行は厳しいぞ!! それでもするなら神浄さんに頼んでやる!!』
東谷は即答した。
東谷『初めから承知でござるよ!! 我はもう煩悩すら捨てる覚悟はある!!』
こうして、下原と神浄の修行が始まった。




