第17話 不死身
神浄は赤木に隙を与えんと次々と技を繰り出す。
神浄『滅光神拳』、"連光脚"、"威殴光"、"陽光拳"
見る者を圧倒する連撃の嵐
流石の赤木も自身を守る事で精一杯かと思われた
がしかし、
何故か神浄もおびただしい程の流血をしている。
対する赤木も体にはかなりのダメージを浴びていて片足を付いて苦しんでいる。
赤木『このじじぃなかなかしぶてぇなぁ... 俺の爆撃を殴る度に喰らわしてるのに倒れやしねぇ...!!』
神浄も流石の流血で息が荒くなっている。
神浄『流石に殴る度に爆撃を受けてたらこりゃもたんわぃ...!!』
すると突然、赤木は立ち上がり片眼に指をめり込ませた。
会場からはその気持ち悪さで悲鳴が上がった。
そのまま自身の眼球をグニュっと音を立ててもぎ取った。
そしてそのまま眼球を神浄目掛け投げ付けた。
神浄は飛んで来た眼球を破壊せんと蹴りを入れた。
次の瞬間、
赤木『"轟爆眼球"!!』
チュドォオオオンッ!!
爆撃機が落とされたかの様な大爆発が神浄を巻き込む!!
赤木『俺の眼球はビル1棟木っ端微塵に出来る破壊力!! 死に腐りやがれぇえっ!! ひゃっひゃっひゃぁあ!!』
赤木は狂ったように笑った。
戦場の床は神浄が立っていた場所から後方全てを粉々にした。
爆煙がモクモクと会場全体を覆うほど充満した。
山畑『ゴホッ...ゴホッ...何て威力なんでしょうか...? 流石の神浄選手も跡形もなく消し飛んだのかー!?』
暫く会場が緊張に包まれた。
すると煙が徐々に消えその爆撃の悲惨さが見る者に恐怖を与えた。
しかし、
神浄は失くなった床の一片に立っていた。
神浄『"滅光神拳-受光鏡-" 危機一髪じゃったわい...』
だが、眼球を蹴った足は跡形もなく吹き飛んでおり爆撃の威力は神浄の滅光神拳をしても全てを防ぎきれなかったのだ。
現在までで神浄が負ったダメージは片足1本、指6本、内臓数ヶ所損傷、全身に大火傷。
通常では即死レベル
まさかの神浄の追い込まれに観客や関係者も驚きを隠せない。
その状況でも立っている神浄の姿に赤木も流石に驚いている。
赤木『...このじじぃは不死身なのか...!?』
赤木も流石に残る眼を使用すれば自身が何も見えないリスクは承知しているが赤木にはまさかの秘策があったのだった!!




