第9話 トーナメントブロック発表
静まり返ったコロシアムを下原が払拭する。
下原『そこの化物野郎!! 俺がお前の首を取る!!』
そう言うと邪悲田を指差した。
それを無言で見る邪悲田
邪悲田『ふっ...いいだろう!! 精々その言葉がただの戯れ言にならないようにしろよ負け犬!!』
邪悲田はそう言うと鵺と共に姿を消した。
会場はざわついている。
下原は内心、心臓が破裂しそうな感覚だった。
あの目は見た事のない悪魔の目であった。
山畑『...えっと...ちょっと色々ありましたけど...改めてトーナメントブロックを発表するので前のスクリーンモニターをご覧下さい。』
全員の視線がモニターに向く。
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予選Aブロック
第1回戦
下原-樋尻
第2回戦
神浄-赤木
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予選Bブロック
第1回戦
東谷-平頭
第2回戦
川下-大島
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予選Cブロック
第1回戦
上畑-水井
第2回戦
番堂-小田
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予選Dブロック
第1回戦
梅垣-小菓部
第2回戦
牛場-粟川
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と表示された。
下原『この順番ってさっきの入場順になってるじゃん。』
トーナメントブロックは予め用意されていたのだ。
山畑『と言う感じです。 観客の皆さんは誰が勝つか予想して賭けて下さいねー。』
観客の投票が始まった。
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投票結果
下原:1票
樋尻:24票
神浄:1,683票
赤木:13票
東谷:5票
平頭:58票
川下:1,249票
大島:0票
上畑:21票
水井:75票
番堂:36票
小田:11票
梅垣:42票
小菓部:10票
牛場:68票
粟川:1,308票
邪悲田:5,962票
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圧倒的な票差であった。
しかし下原は納得していた。
あの圧倒的な実力差を見せられたらこうなる結果は見えていた。
だが、まだ諦めてはいない。
下原『これをどんでん返しにするのがギャンブルの醍醐味だ!!』
山畑『さぁ予想も終わったんでそろそろAブロック始めちゃいますか!! では第1試合以外の方は控え室にお戻り下さいねー。』
参加者は何故か皆素直に控え室に戻って行った。
下原『さてと、俺の相手はあの人形野郎だな!!』
下原は樋尻を見た。
相変わらず樋尻は俯いたままだ。
山畑『さぁ両者向かい合って下さい。 それでは第1試合、決闘開始ーっ!!』
その時、樋尻の肩の人形が不気味に笑った。




