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もし〇〇が仲間になったら(〇〇式異世界英才教育〜憎まれっ子よ、世に憚れ〜)  作者: 平泉彼方
第1章 7歳までの軌跡(〇〇式英才教育基礎編)
14/208

12 まぜるなきけん。

 読者の皆様どうもこんばんは。それでは今週の不憫第二弾です!(感想有難うございます。)


 食事の時間が終わり、休む間もなく片付けや明日に向けた準備諸々を行った。


 食器や余り物の処理を行い、魔王城で得た魔物の素材を保存した。

 今回の戦利品は主に皮や角、一部の保存可能な器官。肉類は衛生上の問題からほぼ持ち帰ることができなかった。亜空間鞄を早く作れるようになりたいものである。

 その間に魔術式でポーション類の補充と悪しの早い素材の加工を最優先で実行。自動で出来る分は全部やっておく。魔力消費にも良く修行になるので、一石二鳥どころかか三鳥はあるかもしれない。


 同時進行で魔王弟用の粥を煮込んでいた。米の入手が出来ないので今はパン粥。ミルクへ砂糖とバターを溶かし入れ、そこへちぎったパンを加える。滋養をつける目的でそこへシナモンパウダーを軽く振りかけておく。本当はチャイ風にしたいが、必要な香辛料がまだ見つかっていない悲しみ。味見をしていい感じなので、少し冷ます。後で持っていくか。


 嗚呼調味料が足りない。米醤油味噌が恋しい。いつか極東にあると言う『黄金の国(ジパング)』に行きたいものである。


 これらが終わったら、次はちょっとしたものの作成へとりかかる。


 多分これから必要になるだろうが、ある種の賭けになる。成功率が中々上がらんので。多分その手の才能が極端に欠如しているのかも知れん。これは由々しき事態、親父に見付かったら何飲まされるか分かったものではない。

 だが、何となく成功する気がするんだよ。今なら(・・・)


 早々に作業を終わらせ、特級ポーション『エリクシールV』の作成に入った。



作成方法


①ベースとなるHP・MP増強剤を各種作成。


②①を混合後、砕いた砂漠光熊の肝臓を入れる。


③黄金山羊乳を沸騰しない様加熱して加える。


④洞窟産の光茸から胞子を取り出し入れる。


⑤数回に分けて白黒蛟の血液を入れる。


⑥紫煙が褐色煙になるまで撹拌。


⑦高山地帯産出である樹楽草の朝露一滴を加える。


⑧透明になるまで撹拌。



 この8工程だけを見て俺でも出来るわとかほざいたそこの君。そうだ、ポテチ片手で画面を見ている君だよ。多分今晩枕元に魔王が出現するから頑張れ。半殺しで済むことを祈っている。


 大丈夫、私も経験者で一応死ななかった。

 三途リバーで虎パンツ借りてサーフィンすることになったが、生還している。虎パン履いた兄貴達も話してみれば結構気のいいやつらばかりだ。舌を抜こうとするのが玉に瑕だけど、常連にもなると今度は死ぬなよと笑顔で手を振ってくれる(←)


 さて三途トークは今度戻ってきたらするとして、今はこのポーションがどれだけ難易度チョモランマか聞いて欲しい。


 前提として、異世界のポーションは素材採取に始まる。本来なら売っているだろうに、修行の一環として現在全部自力で取りに行っている。

 それでまず一苦労。

 何故あれ程偏屈な場所にしか置いてない素材で薬を作ろうと考えたのか。もっと簡単に取れる薬で代用する方法を何故研究しなかったのか。先人達のする事には多くの謎と神秘に包まれているのだった。


 更に作るのも結構労力が要る。

 特に上述の手順以外にもタイミングとか大事なのでその辺の勘と言うかセンスが必須。少しでもズレればただのゴミとか毒物と化す。無理ゲー状態である。簡単なレシピを(略)。先人(略)。


 現に今20本位屍毒剤が積み上がっている。20本である。どれほど貴重な素材が犠牲になったのか。心が折れそう。


 落ち込んでいると、またなのかと魔王と親父が指差して爆笑している。視界に入ったからには師匠達に是非試飲をと称して失敗作を一気させた。ほら、かわいい弟子の試作品だけにちゃんと一滴残らず飲んでくれよ。

 結果、失敗ポーションの威力に2人共間絶した。本来なら毒状態→瀕死になるだろうが、魔王と親父のことだ。きっとすぐにでも復活する「「何飲ますんだ!!」」……ほらな。


 試飲だけに死因にはならんのよ。2人の崩れ落ちる音と私の凍った音が鳴る。


 自分に付いた霜をさっと払い、白目剥いた親父と魔王をソファーへとポイ捨てした。無茶しやがって。手を組んで、黙祷チーン


 さて、この失敗作だが本来ならきっと使い道なく捨てられるだろう。だがそんな勿体無いことを私がするはずもなく、あるブツへと加工する。結界を張って外へ漏れないよう注意しつつ作業する。すると、本来ゴミになるはずだった15本は小型ゴムボール状の何かになった。

 使い方は基本設置して起爆するか、投げつける。他にも幾つか融合させたり分解させたり自在にできる。保存も化学反応・発火しない液体なので楽。液体なので物理的な威力は乏しいが、別方面における威力は折り紙付き。それこそ使用者が自爆する程度には。

 聖属性でもないのにゾンビ相手でも有効だと言えば色々想像付くと思う。使用後はあまりの臭さに暫く気絶する。


 その名も、自爆必須カメムシ爆弾。

 自分でつけた名前だが、凄く嫌な響きだ。


 使う機会は残念ながら割と多い。特に長耳の森やダンジョンでは逃走時ガンガン消費した。五感の発達した種族をスタンさせるためにはもってこいなのである。使用者も一緒に意識を飛ばしかけるのが玉に瑕。

 そんなこんなで需要へ供給が追っ付かない状況。カメムシなのに大人気である。逆に言えばそれ程追い詰められる様な状況に良く置かれている現状を嘆かなければいけないんだろう。あ、何故か目に汗が…


 今でこそこうして思考を脱線させつつ作業出来るが制作初期段階は悲惨だった。何せ、途中失敗すると被害被るから。具体的内容は察してくれ。


 残りの毒物は術式弄って適当な亜空間へパイしておいた。ワープさせても良かったのだがどこぞのなにがしに当たる怖れが有るので止めた。食事や風呂の真っ最中降って来たら驚くだろうし、散歩中だったら目も当てられない。あの毒々しい液体は鳩の糞や吐瀉物より嫌だと思う。(公害)と洗濯的な意味で。


 さて、これで今日は最後にしよう。流石に材料が心許なくなって来た。



 ゴボッ



 ?



 ボコッ、ボコボコ……



 不穏な音へ、慌てて鍋を見る。

 すると、やばい感じで泡立っていた。色は失敗ポーションの色へ絵の具数種類を足した見た目の完全不協和音。泡の色も不気味で、もはややばい以外適切な言葉が浮かばない。


 慌てて止めようとコンロを止めようと手を伸ばし、慌てて引っ込める。


 

 ピチッ、ブツブツブツブツブツ……



 止めるのには一歩遅かった様で、泡立ちが激しくなった。泡が破れるたびに周囲へ液体が飛び散り、ひどい状態である。肝心の保護者は現在私の失敗ポーションをご賞味後。自業自得。

 そこへ、身の危険を感じて咄嗟に練金釜から距離を取る。



 ビチャン、ジュジュッ……



 私の居た場所を見ると、鍋の中にあったはずの禍々しい液体が飛来していた。高温らしく、シューと水蒸気を出している。それがジュワリと一気に床を溶かしたのを見て、慌てて何処かへ転移させる。

 これで大丈「ジュワ」術式発動、アブ、アブアブ……危なかったぁ、死ぬかと思った。


 背筋がゾクゾクし、冷や汗がにじむ。首筋をそっと撫でると、鳥肌が立っていた。直前の術式念のため残す癖を作っておいたことが幸いした。親父と魔王の訓練も、無駄ではなかった。


 それにしても危険物な液体、どこ飛んで行っただろうか。食事中か人の上でないことを祈っておこう。



〜ωωω〜〜ωωω〜〜ωωω〜



 その日、とある貴族が悲劇に見舞われた。


 王宮で開かれた晩餐会の最中、突然飛来した謎の液体に鬘を溶かされたのだった。幸い料理や女性の服へと飛来する事は無かった。その為被害に遭ったのはその貴族…国の経済大臣だけだった。


 それだけで終われば笑い話程度で済んだが、予想外の展開となった。


 大臣の大事な鬘を溶かし終えると役目を終えたとばかりにポーションは消え去った。その下から現れたのは禿散らかした頭。これだけなら嘲笑されて終わりだが、何故か鍵が鎮座していた。見たことの無い、銀色をした無骨な鍵。

 あまりに存在感のあるその鍵。王侯貴族の注目へ、大臣は頭を隠す振りをしながら慌てて掴みとろうとした。


 そこへ、第一王女(7歳)が突然現れると鍵掻っ攫っていった。どうやら机下を移動し、待機していたらしい。

 慌てる大臣や怒る父王を無視した幼女は、回収した鍵を持って大臣の執務室へ向かった。大人たちも彼女を追っていく。特に大臣が必死だ。


 そして幼王女は無邪気に笑みを浮かべ、鍵を鍵穴へ通した。大臣の大切そうにしていた金庫である。丁度息を荒げた大人組が部屋へ押しかけるころには、金庫から出てきた裏帳簿がばらまかれていた。

 その一枚を国王が拾い上げ、読み上げる。青い顔をしている大臣と仲良しな貴族達。青筋を浮かべている宰相と他の官僚達。書類を読み終えた国王は、深い笑みを浮かべていた。深すぎる、菩薩みたいな慈悲深い笑みを。



「今すぐ連れて行きなさい。」



 左右に待機していた騎士は、慌てて大臣の両腕を取る。大臣は流石に観念したのか、土気色の顔で気絶していた。


 そうして、不正をしていた財務大臣がパーティー中に逮捕されるという異例な事態となったのだった。

 同時に、大臣と敵国の内通も明かされた結果、その国は救われた。



 事件発覚後、聖光皇国関係者数名がこっそり隠し通路から脱出した。司教の1人は国を掌握するチャンスが1つ潰えて苦虫を噛み締めた表情をしながら地下道を歩く。贅肉がプルンと震え、脂っぽい汗が滴り落ちる。


 何処の誰が邪魔したのか、絶対後悔させてやる。自分達と神の行く道を邪魔する者は何人たりとも生かしておけぬ、近いうちに殺す。


 三段顎をさすりながら、さて下手人をどうでっちあげるか一先ず考える下水な笑み。教会本部である程度の地位を確保できる程度に知恵がまわるのだろう。

 男は、醜悪に肥えた肉体とは思えぬ速度で部下達を引き連れ地下路の闇に消えていった。


 教会に残っていたのは『聖人』へと変わり果てた元村人数名とそれを貪る捨て石数名。引っ捕らえられた後、生存していた元村人達は王都の療養施設へ送られた。捨て石共は捕られた瞬間何かに殺された。調べたところ、身体のどこかに『口封じの呪い』が彫られていた。


 こうして意図せず人知れず失敗ポーションは一国の経済的侵略を防衛し、いつの間にか面識無い状態で酷く恨まれるのだった。



〜ωωω〜〜ωωω〜〜ωωω〜



 それにしても親父達が嘲笑いに来た時目を離した為になんか出来てしまったらしい。カメムシ爆弾の原料以上にやばい何かを。証拠に生命体らしく、練金釜の表面が蠢いている。


 或いはどうせ失敗するなら何か新しい試みをと入れたスライム核が原因か。今朝取ったから新鮮な筈だったが、腐っていただろうか。毒耐性を得た新たな雑菌登場なのか。アシネトバクターからのパンデミックか。なんとなく強敵になりそうな予感。

 などとふざけている場合ではなかった。

 だけど他に出来る事も特にない。保護者は只今爆睡中。安定の『肝心な時全く使えない駄目オヤジ』、略してマダオな2人であった。


 黙って他人の振りしようと思っていると、練金釜から黒っぽいナニカが這い出て来た。フニョフニョとしているが、ド●クエスライムの原案(=生きた液体)まんまである。


 正直不気味だ。間違ってもお近づきにはなりたく無い。

 だが、こんな時だったからこそうっかり本音を行ってしまったのかも知れない。



「責めてドラ●エスライムみたいに可愛かったらよかったのに。」



 瞬間、黒い物体は謎の醗酵ならぬ発光をし始める……45代魔王復活時に似ているがあの時より禍々しさは無い。それと光は紫っぽい。ブラックライトに似ているが、紫外線大丈夫だろうか。


 サングラス掛けた方がいいのか?リアルで某大佐ネタは勘弁願いたい。


 現実逃避しかけた自分を叱咤して何とか現実へと目を向けさせる。すると目に入って来るのは段々とあの可愛い雫? ウ○コ? の様な形へ変形していく黒い物体であった。どうも黒は変わらなかったらしい。


 そして暫く、私の前に半透明の某有名ゲームに出て来るスライムな奴が居た。クリリとした目玉と少し飛び出た舌まで再現されていた。まごう事なきこれぞ『スライム』。



「……もう既に登録済み、だと……」



 拒否権無しの一方的な契約。それは時々起こる通称『辻契約』、別名拒否回避不能強制登録。

 魔物が何らかの条件を満たした相手を主人と認めた場合、或いは気に入って離れたく無いと判断した場合に起こる謎現象契約。従魔術かテイマー持っていない傍迷惑な一方通行契約になりかねない、ある種恐ろしい呪いでも有る。


 以前押し掛けて来た悪霊なんかはその類だろう。

 何故か私はモフモフツルツルより幽霊なんて実体のない触り心地も冷たい連中に憑かれ易いらしい。絶対親父と変な称号のせいだ。


 実は裏ギルド登録帰宅時に絡まれたばかりである。

 交差点を通った時間が逢魔ヶ刻だったこともきっと悪かったのだろう。変なテケテケ言う五月蝿い禿GGYに鎌片手に追っかけられた。そして、いつの間にか契約して、いつの間にか居候とかしていた。現在も時々勝手にテケテケしながらぬらりひょん爺さんと茶を飲んでいる。


 それ以前にも結構こんな事はあった。

 長耳の森で修行中、森を爆走する赤色のバイク。次々長耳を跳ね飛ばしていく。長耳猛攻に防戦一方だったはずがいつの間にか形勢逆転。最後の一人を仕留めたところで、バイクが目前に止まった。



「契約したから、夜路死苦」



 クラクションを高らかに鳴らし、爆走バイクを降りた2つの影。一人は頭の無い無いライダー、おそらく運転していた方。白い特攻服が様になるがたいの良い兄ちゃんだ。続いて赤ジャージマスクのロン毛BB……お姉さんだった。若い美人でグラマラスなお姉さんだからその金属バットやめて。


 買っておいた安酒片手に禿と酒盛りする口裂け女はこの際放っておくに限る。女性に年齢は禁句とは全世界共通。高い授業料だが仕方が無い、ここは親父と魔王に泣いてもらおう。


 契約してみて思う事は、幽霊や妖怪はやっぱりフリーダムだということ。水樹先生の某目玉だけ親父さんの『妖怪には会社も学校も無い』という言葉は的を射ている。

 今日も契約霊のリストに見知らぬ名前が複数出ていた。もはや驚かない。驚きは、我が家がいつの間にか旧校舎みたいになっていた事で全部消費した。


 音楽室無いからか、部屋の調度品に違和感なく混じったグランドピアノと弁当便先生。廊下を走って正座させられる人体模型と白骨なジョニーブラザーズ。果ては、トイレに出現したHANAKO=サン。夜中トイレから魔王の叫び声が上がる珍事が起こった原因である。親父以下略の幽霊は平気はなずだが、オカルト全般は苦手らしい。


 奴等は予兆も無く出現し、現在も自由自在に家と異界を行き来しているらしい。存在自体が怪だけに妖怪なのか怪談なのか幽霊なのかすら既に怪しく、謎は深まるばかりだった。


 尚、最大の謎は私の現住居に存在する事。


 妖怪は噂話や流言がなければ存在できないはずなので、異世界でなぜこんな生々生活できているのか。日本で噂になっていた頃よりフリーダムな実態にも戸惑う。それでいいのかと。


 例えば現在も実は私の護衛買って出ている首無しライダー兄さん。

 赤バイク壊れて落ち込んでいるの見るに耐えなかったからグレートジャポン号(幽霊馬)あげたのだが、それ以来律儀に護衛してくれている。ライダー兄さんにとって私がボスなのだとか。いつもは影に隠れ、いつの間にかカチコミしている困った護衛である。


 しかし今回も驚きの連続だった。まさか魔王城でぼやいた言葉(フラグ)がこうも早く実現するとは。これはもう魔王(弟)どころの騒ぎじゃない。しかも原因? 発生理由? が私にあるそうだ。


 本人(スライム)からそう言うニュアンスが伝わって来た。


 命名どうしようと考えていたら名前はかっこいいのが良いとアピールして来た。間違っても黒丸とか黒助や嫌だと。どっちも一瞬頭を過ったのだが、駄目なのか。


 取り敢えず『クロイスラー・ニュースター一号』にした。略してクロである。意味は黒いスライムな新星(ルーキー)。まんまだけど本人が喜んでいるのでよしとしておく。スライムだけに単細胞なのだろうか。そして最終的にクロって呼び方で固定だろう。


 喜びに跳ねるクロを見ながらふと思うのは、スライムはつくづく謎生物だということ。恐らく何処を探してもスライム程謎な生命体はこの惑星外であっても見付からないだろう。


 恐るべき点は特に、その適応力。件の毒物に対応してしまった事にまず驚愕。身体を構成するあの黒っぽく澱んだ液体は間違いなくあの失敗ポーションと成分同じ。それなのに無臭でしかもピンピンしている。防臭や耐性は一体どうなっているのか気になる。


 この適応力が最弱たるスライムが種として現存する理由なのだろう。下手すると人より長い刻を繁栄も減衰もせず存在しているのかも知れない。

 いつか探して見るか、スライムの化石。

 巨大粘菌類の化石は地球でも発見されているが果たして古代ではどんな姿だったのか凄く興味が有る。恐竜等も形態や生態はやや異なると予測されるも(魔力を持っていた事から)、この惑星で存在していた事は知っている。何せ幽霊居るので。


 残念ながら植物と粘菌はその中に居なかった。霊になる程の明確な意志や魔力が無かったと考えたが。その上で種として生存している分、彼らの繁殖力は脱帽ものである。




 ストックが段々心許なくなってきましたが頑張ります、それでは来週も宜しくお願いします!

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