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普遍不変  作者: あそ
1/1

人間は考える葦である。

まだない

4月15日誕生日だ、


そうらしい。


10歳になった。歳の数え方に「つ」がつかなくなった。


なにかこの世界が変わるのだろうか、


そんな淡い期待とともに朝を迎える。


今日は託宣の日だ。


才能を神に教えてもらえるらしい、


なんの才能だろうか?


僕に意味をもたらしてくれるのだろうか。


教会に行くと、


宙に浮いた手が紙に文字を書いていた、左手で書いていた、私と同じだ。


片腕しかないからなのか、その手で紙をくしゃくしゃにして神父に投げた。


神父に、託宣の書かれた紙が渡された。


私はゆっくりその紙を広げる。


「0→∞」


教本のような文字でそう書いてあった。






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