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第九十話 再びの地下室

 読んでくださりありがとうございます。教会クエストです。前回とはまた違った雰囲気のようです。


「クエストで依頼したのは前回と同じくモンスターを討伐していただきたいのですがね。今回は少し勝手が違いましてな」


 地下室の扉にたどり着いたグリモアはそう言うとこちらを振り返った。確かに地下室の扉は前回とは少し違うようである。何というか雰囲気が重くなっているようである。


「ここに蔓延っているモンスターを5体ほど討伐していただきたいのです。前回ジャロ様にやっていただいた後こちらでも討伐を試みたのですがあえなく返り討ちに遭いました。ジャロ様ならば大丈夫かとは思いますが、お気をつけください。そうそうこちらは少ないですがお助けになればと思いまして、是非受け取ってくださいな」


『聖水を手に入れた』


「ありがとうございます、助かります。ちなみに出てくるモンスターの特徴を伺っても?」


「逃げ帰った者たちは聖水がとても足らないと言ってましたな。察するに霊モンスターが蔓延っているかでしょうかね。何分聖水を作るのにコストがかかりすぎるので1日数個しか出来ないのですよ」


「なるほど、聖水の使いどころに気をつけたいですね」


 霊が蔓延っているかもしれないという情報を得てジャロは2度目の地下室へと足を踏み入れた。その姿はやや霊を恐れて小さくなっているようだが霊よりももっと恐ろしいモンスターに遭遇する可能性があることをジャロはまだ知らないのであった。


――

ヴァルトプトルの教会 地下室

――


 さてと、2度目の地下室だな。ここに出てくるモンスターを一旦整理しようか。前回と同じなら怪光コウモリ、ワイト・ナイト、ガイストの3種類だな。怪光コウモリが多かった気がするんだけどヒスイのレベル上げを狙っても大丈夫だろうか? 怪光コウモリなら全然問題ないんだけどガイストとかだと厄介なんだよね。……まあやってみてから決めますか。


『怪光コウモリlv.12が現れた』


 良かった、怪光コウモリだったわ。じゃあバットで気兼ねなく倒していきますか。


『ヒスイとバットを入れ替えた』

『怪光コウモリの怪電波 バットに6のダメージ』


『バットの魔弾【闇】 怪光コウモリに合計36のダメージ』

『怪光コウモリの吸血 バットに7のダメージ 怪光コウモリは体力を4回復した』


『バットの魔弾【闇】 怪光コウモリに合計36のダメージ』

『怪光コウモリを倒した 経験値をそれぞれ84手に入れた』

『ヒスイのレベルが1上がった』


 いやぁ長かった長かった、やっとレベルアップしたわ。入れ替えて戦闘するのも結構大変だな。


『――、ヒスイが進化しそうだ。進化先を選んでください』

 聖水は教会長のスキル聖属性付与を使用します。使用回数に制限があるため聖水は貴重なのです。ちなみに教会長になる条件の一つにこのスキルを覚えることがあります。したがって教会長と呼ばれる人は例外なくこのスキルが使えます。

さて、次回はヒスイの進化となります。お楽しみに。

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