第六話 リベンジといきますか
読んでくださりありがとうございます。バットの初陣です。応援してあげて下さい。
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ハイイロコウモリ lv.2
名前:バット 経験値:0/25
ランク:1
ステータス:体力10/10、SP5/5
ちから4、まりょく3、まもり3、はやさ5、うん4
アビリティ:吸血、粘液
装備:折れたナイフ
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まあ多少はマシになったようだが、まだ不安である。粘液と吸血でゴリ押しできるものだろうか? 戦闘用アイテムは武器屋になかったからさてどこに売っているのだろうか。雑貨屋とかが近くにあるのかな? 探してみよう。……あれかな?
「いらっしゃい。なにかお求めかな?」
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薬草
下級ポーションの材料。そのままでも効果はあるがとても苦い
値段:250G
下級ポーション
体力を少し回復する。さわやかなフレーバーが嬉しい
値段:500G
乾パン
乾いたパン。美味しくないが仕方がない
値段:400G
携帯食料
携帯できる食料。SPを少し回復する。
値段:700G
手投げ爆弾
小さな爆弾。威力は結構高め
値段:800G
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良いのがあるじゃないか。爆弾はアツいな。威力が高いならその辺のモンスターくらいならこれだけで倒せるかもしれない。2個ほしいが残金が足らんな。うぅむ……、とりあえず1個でいいか。そこまで強くないかもしれないしね。あと携帯食料ってのも気になるがまあ最初は気にしないでいいだろう。
じゃあ洞窟へリベンジといきますか。
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クルールの横穴
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さて買った爆弾の威力を早速確かめようではないか。装備もつけたし恐らく楽に戦えるに違いない。とはいえ一個しかないから使いどころを考えないといけないな。
『ゴブリン lv.3が現れた』
ゴブリンlv.3ならいけるだろう。スキル中心に戦っていくぞ。
『バットの粘液 ゴブリンのちからが少し下がった』
『ゴブリンの通常攻撃 バットに3のダメージ』
『バットの粘液 ゴブリンのちからがさらに下がった』
『ゴブリンの通常攻撃 バットに2のダメージ』
『バットの吸血 ゴブリンに2のダメージ バットの体力が2回復した』
『ゴブリンの通常攻撃 バットに2のダメージ』
これはいけそうだ。食らったダメージと回復ダメージで相殺出来ているから実質負けはない。よしよしこの調子でいくぞ。
戦闘はまだ続きます。手投げ爆弾は威力固定まもり無視の攻撃です。ちっちゃい手りゅう弾のようなものを想像していただけるとわかりやすいかと。