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第五話 武器をとれ!

 読んでくださりありがとうございます。

――

ディアノルト国

――


 ジャロは何とかクルールの横穴の入り口にたどり着いた。幸い戦闘がなかったので負ける心配は不要だったようだ。


 ルドルフ先輩の肩に紫色の鳥がいたように、仲間モンスターは近くに連れておける。今のところ仲間モンスターは1体だけなのでそんなことは起こらないが、2体、3体と増えればどんな感じで連れていくのだろう? 見当もつかないが先輩はりんりんを連れてはいなかったから案外システム的になんとかなるのかもしれない。


 でもそんなゲームシステムについての予想はどうでもよくって、この連れていける機能は素晴らしいと言いたい。コウモリと想像するとあまりわからないかもしれないが、このハイイロコウモリとやらはかなり可愛い動物の区別にいると思われる。


 仲間というよりペットの感覚だろうか? リアルで動物を飼ってないからその気持ちが合っているかわからないけどリアルで動物を飼うのも悪くないのかもしれない。最初は金魚あたりで始めてみようか?


 そんなことを考えていたジャロであったが、クルールの横穴を出たジャロは実のところ困っていた。洞窟産のモンスターが仲間にいるとはいえレベル2では戦えまい。可愛さで勝負ならともかく、実力で打ち勝つには少し無理があるだろう。かと言ってリスポーン覚悟で戦いに挑むほど戦闘狂でもないのだ。すなわち何とかして勝てまいかと方法を考えているのである。


 とはいえ方法は限られている。一つはモンスターへの装備。もう一つは戦闘用アイテムがあればぐらいなものか。そう考えながらジャロは武器屋を訪れた。


「……いらっしゃい」


 やや無愛想な店主だが武器屋ならこのくらいが良いだろうか。さてモンスター装備は何があるかな?


――

 折れたナイフ ☆1 装備

折れたナイフ ないよりはマシ

効果:ちから+1

値段:500G


 木の枝 ☆1 装備

なんの変哲もない木の枝 杖っぽいだけ

効果:まりょく+1

値段:500G


 白いリストバンド ☆1 アクセサリ

白いリストバンド、気分は少年?

スキル:打開lv.1 体力が少ない仲間モンスターのちからが少し増える

値段:700G


 友愛のリング ☆1 アクセサリ

倒したモンスターが仲間になることも。どの指にはめても効果は同じ

スキル:友愛lv.1 倒したモンスターが仲間になる可能性がわずかに高くなる。

値段:1000G


 戻る

            1/1

――


 これを見る限りモンスター装備はあれば良いくらいの感覚か? 軒並み☆1なのが気になるところだが店で売っているレベルだとこんなものなのだろうか。それに友愛のリングの性能が持っているものと違う。国王が強力と言っていたのは本当であるようだ。


とりあえず“折れたナイフ“を買うことにしよう。


 初期モンスターのレベルに迷いましたが、最低レベルにしました。最初はバトルに勝てるように初期モンスターを強くしてあるのは別にいいんですけど、その辺の雑魚モンスターを仲間にしてもって思いません? なら倒すのに苦労したモンスターが仲間になって心強いほうがいいと個人的に思ってます。

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