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第三百十九話 ネシュテルーエ城

 読んでくださりありがとうございます。見張りを倒せばその先には敵の拠点が待っています。一体どんな場所なんでしょうか。


『ファングの狼牙【疾風】 ヘドロフロッグに68のダメージ』

『ヘドロフロッグの毒手 ファングに28のダメージ』


『ファングの狼牙【疾風】 ヘドロフロッグに67のダメージ』

『ヘドロフロッグを倒した 経験値を527手に入れた』


 ふぅ、倒せたか。


「なんだと⁈ まさか負けるとは。……覚えておけ」


 見張りの男はそう言葉を吐き捨てると奥へと立ち去って行った。


「さすがはジャロくん、戦闘では頼りにしているよ。恐らくかなりの数戦ってもらうことになりそうだからね。モンスターの回復は任せてくれ」


 お! 回復してくれるのか。それはものすごくありがたいぞ。アトラスが倒されちゃったからエリクサーを使わないといけないと思っていたところだよ。それじゃあ進もうか。……これは階段だな。どうやらここから地上……つまり崖の先の地上へ上がれそうだな。


「……恐らくこの先に敵の本拠地がある。気をつけて進もうか」


 階段を上がった2人を待ち受けていたのは日が暮れ、昇った満月に照らされ怪しく光る立派な城であった。ここまで一本道だったことからも間違いなく先程の見張りはここに立ち去ったのであり、ゲッコウ団の拠点であることは間違い無かった。


――

ネシュテルーエ城

――


 ……これはまた立派な建物だな。しかも名前はネシュテルーエ城って言う辺りこれは城って事だ。まさか土の崖の向こうにこんな建物があるなんて思わなかったな。


「あそこに見えるのは……、まさかね。ジャロくん、ここはゲッコウ団の拠点だろうから何が起こるか全く分からない。注意して慎重に進もうか」


 ロンドールのその言葉に従いネシュテルーエ城の中へ進もうとした2人の前に再び見張りらしき男が立ちふさがった。


「おっと、ここが俺たちの拠点と分かって進もうなんて中々悠長なもんだな」


『ゲッコウ団の見張りが勝負を仕掛けてきた。仲間モンスターは2体いるようだ』


 また戦闘開始か。まあロンドールさんが回復してくれるんだしガンガン攻めていきましょう。


『フレイム・バード lv.25が現れた』


 フレイム・バードか。……レイテントの見張りも使って来たよね確か。見張りをしている人はこのモンスターを持ちがちなんだろうか? まあそんなことはどうでも良いか。


『フレイム・バードの火炎弾 アトラスに28のダメージ』

『アトラスの居合一閃 クリティカルヒット フレイム・バードに合計115のダメージ』

『フレイム・バードを倒した 経験値を418手に入れた』


 お、割とすぐに倒せたな。次のモンスターはどんな奴だ?


『ヘドロフロッグ lv.25が現れた』


 ……またこいつか。今度は負けないように慎重に三叉槍で攻めよう。


『ヘドロフロッグの毒手 クリティカルヒット アトラスに31のダメージ』

『アトラスの三叉槍 ヘドロフロッグに合計70のダメージ』


 うん、良いダメージだ。毒にもならなかったから何の問題も無く倒せそうだな。


『ヘドロフロッグの毒手 アトラスに14のダメージ』

『アトラスの三叉槍 ヘドロフロッグに合計71のダメージ』

『ヘドロフロッグを倒した 経験値を527手に入れた』

『アトラスのレベルが1上がった』


 お、レベルアップか。これで戦闘がさらに楽になりそうだ。


 ロンドールは何か見つけたようですが何を見つけたかは教えてくれませんでした。まあきっと後で教えてくれるかと思いますが。

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