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第二百九十二話 エルダー・ブラックウルフ

 読んでくださりありがとうございます。ファングが進化しますね。一体どんなモンスターになるんでしょうか。


『――、ファングが進化しそうだ。進化先を選んでください』


――

▶︎通常進化

 →エルダー・ブラックウルフ(☆4)

 進化させない

 →ブラック・バトルウルフ(☆3)

――


 特異進化は無いみたいだな。まあ良いや通常進化させようか。名前はエルダー・ブラックウルフか。どんなモンスターに進化するのかな?


『――、通常進化、準備完了』

『進化が完了しました』


 おぉ……、これはまたかっこよくなったな。ブラック・バトルウルフは全身真っ黒だったんだけど、このエルダー・ブラックウルフは白い毛がところどころ見られるな。何というかより狼らしくなった感じだな。そして大きさも一回り大きくなったな。ここまで大きくなったら乗れるんじゃないか? ま、それは置いておいてステータスを確認しようか。


――

エルダー・ブラックウルフ lv.30

名前:ファング 経験値0/2785

ランク:☆4

ステータス:体力121/121、SP88/88

ちから88、まりょく54、まもり62、はやさ92、うん60

アビリティ:加速、爪牙、咆哮、硬化、狼牙【疾風】、黒纏、集中

装備:傷だらけの呪札

――


 ほうほう、ステータスもしっかり上がったね。ちからとはやさのステータスがかなり高くなっているな。このくらいはやさが高いと狼牙【疾風】の効果が無くても先に動けそうではあるな。新しく習得したアビリティは集中か。言葉としては分かるんだけど果たしてどういう効果なんだろうね。


――

集中 無属性

力を溜めて次の攻撃に備える。次の攻撃がクリティカルヒットになる。

威力 ―― 精度 ―― 消費SP 20

――


 なるほどね、確か瞑想が似たような感じのスキルだったかな。効果としては強いのは間違いないんだけど、そもそも傷だらけの呪札でダメージを倍にしているからクリティカルヒットの旨味よりも2回攻撃した方が良いんだよな。だからこれを撃つタイミングは相手の行動に依存する所はあるかな……。もちろん撃てたらものすごくデカいんだけどね。


 さて、それじゃあハトルの洞穴の攻略に戻りますか。ファングが進化した事だし先頭を入れ替えようか。順番的にはアトラスのレベル上げなんだけど、ここの攻略だったらロック・アントが大半なはずだからひとまずバットを先頭にしよう。アトラスは帰り道にゆっくりレベル上げだな。


 ええと、真ん中の道を進んでエンカウントしたんだよね。そして記憶が正しければ右側の道が正しいルートだったはず。一回左側の道に行ってみるか。


『ロック・アント lv.21が現れた』


 お、ロック・アントだな。それじゃあバットで軽く倒していきますか。


『バットの竜の炎 ロック・アントに78のダメージ』

『ロック・アントを倒した 経験値を340手に入れた』


 お、これは凄いな。竜の炎の追加効果無しで倒しちゃったぞ。まあレベル差も大分あるしこんなものか。やっぱり進化すると戦闘がさらに楽になるなぁ。さてさらに奥に進みますか。とりあえず戻って右側の道を進んで……、2方向の分かれ道に差し掛かると。これも確か右側が正しいルートだから左側に進んで……


『キラー・アント lv.24が現れた』


 集中スキルは使いどころを間違えなければかなりのスキルとなっています。瞑想と同様ですね。問題は使いどころが結構難しい点でしょうか。強いのに使われないスキルになりそうな予感がしてなりません。

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