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第二百八十話 赤き光

 読んでくださりありがとうございます。ハレー戦の続きです。クイーン・アントとの戦いですがさらにその後にもまだモンスターが控えています。果たしてジャロは勝つことが出来るんでしょうか。


『バットの竜の炎 クイーン・アントに46のダメージ クイーン・アントは竜の炎にとらわれた』

『クイーン・アントの突進 バットに60のダメージ』

『バットは倒れた』

『竜の炎が燃えさかっている クイーン・アントに12のダメージ』


 しょうがないしょうがない。むしろ結構ダメージは稼げたな。これならファングで倒しきれるんじゃないかな。


『ファングの狼牙【疾風】 クイーン・アントに48のダメージ』

『クイーン・アントの巣守 クイーン・アントの体力が60回復した クイーン・アントのまもりが少し上がった クイーン・アントのはやさが少し下がった』

『竜の炎が燃えさかっている クイーン・アントに12のダメージ』


 あ、マジか。回復する系のモンスターだったのか。……ええと、表記の感じ的には体力を約半分回復してまもりにバフをかけてはやさにデバフがかかるスキルか。でも舞空術があるから実質的なはやさは変わって無いし、デバフはあって無いようなものか。まあでもこのターン合計60ダメージは与えているからね。何とかファングに頑張ってもらおう。


『ファングの狼牙【疾風】 クイーン・アントに43のダメージ』

『クイーン・アントの舞空術 ファングに56のダメージ クイーン・アントのちから、はやさが少し上がった』

『竜の炎が燃えさかっている クイーン・アントに12のダメージ』


 ……ちょっと厳しいかもしれないな。多分次の攻撃でファングは倒される。問題はファングの狼牙【疾風】が先制攻撃だから上を取れているだけであって他には誰も上を取れないって事なんだよね。そして相手は現在ちからにバフが結構掛かっている。ここで倒しきれないと正直厳しい。


『ファングの狼牙【疾風】 クイーン・アントに48のダメージ』

『クイーン・アントを倒した 経験値を802手に入れた』

『ファングのレベルが1上がった』


 ……ふぅ、何とか倒せたか。中々ギリギリの戦いだったな。とにかくこれで後は最後のモンスターだけだな。……どんなモンスターが相手なんだろう?


「まあこれぐらいは織り込み済みですよ。……さてここからが本番です」


『赤光 ベテルギウス lv.32が現れた』


 これはまた不気味なモンスターが相手だな。……って言うかコレはモンスターと呼んでいいのか?


 ジャロの目前に現れたのは赤い光を放つ直径1メートル程の球体であり、その周囲を小さな青白い球体が3個漂っていたのであった。周囲の球体は不規則に中心の球体を回っておりその姿からは威圧感が感じられた。


戦うしか無いよな。……とにかくやれるだけやってみよう。


『ファングの狼牙【疾風】 ベテルギウスに42のダメージ』

『ベテルギウスの魔閃光 ファングに64のダメージ ファングの精度が少し下がった』


 ……固いな。傷だらけの呪札でダメージが倍になっているはずなのにこのダメージ量は中々辛いものがある。それに魔閃光もそこそこ厄介だな。ファングは必中の狼牙【疾風】があるから良いとして、ファング以外だと厳しくなりそうな感じだな。……まあ傷だらけの呪札があるからかなりの火力だけどそれ抜きにしたらそこまで火力は無さそうだから良かったとも言えるか?


 ということでアルデバランのような冠を持ったモンスターが最後に控えていました。ジャロは火力はそこまでないと思っていますが、まあそんな訳がない訳でありまして……。

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