第二百七十九話 戦闘! ハレー
読んでくださりありがとうございます。四月も今日で終わりです。いつもながら早いと感じてしまいますね。さて、ハレーとの戦いが始まるようです。果たしてジャロは勝つことが出来るんでしょうか。
「しかしあなた方に黙って従うのは御免ですね。それは陰謀を重ねたレイテントと言う組織を束ねるものとしての誇りがありますから。……言っておきますが、ファトーレに勝てる程度で私に勝てるなどと思い上がらなきよう」
『レイテントオーナーのハレーが勝負を仕掛けてきた。仲間モンスターは3体いるようだ』
さてと、戦闘開始か。レイテントのオーナーだもんな一体どんな奴が相手なんだろう。
『バーン・イーグル lv.29が現れた』
バーン・イーグルか、まあ戦った事はあるからどう言うモンスターかは知ってるけどレベルが高ぇな。相手が3体いるからって出し惜しみしている余裕は全くなさそうだ。
『バーン・イーグルの爆炎弾 バットに35のダメージ』
『バットの竜の炎 バーン・イーグルに36のダメージ バーン・イーグルは竜の炎にとらわれた』
『竜の炎が燃えさかっている バーン・イーグルに9のダメージ』
いやぁ中々ダメージが重たいな、それにバットで上を取れないってのは随分と久しぶりだわ。まりょくが高いバットでこのダメージって事はファングに交代したら一発で吹っ飛ぶ可能性があるな。出来ればバットだけでの撃破と行きたい。
『バーン・イーグルの急加速 バーン・イーグルのはやさが上がった』
『バットの竜の炎 バーン・イーグルに36のダメージ』
『竜の炎が燃えさかっている バーン・イーグルに9のダメージ』
急加速か、まあはやさで負けているから実質無駄行動だな。バットで上を取れないモンスターで先制攻撃のファングを除けば誰も上は取れないからな。……さて、ここでSPを回復させるか、魔光弾【闇】で攻めるかどっちにしようか。……そうだなぁ、じゃあ攻めますか。
『バーン・イーグルの旋回 バットに30のダメージ』
『バットの魔光弾【闇】 バーン・イーグルに27のダメージ』
『バーン・イーグルを倒した 経験値を717手に入れた』
お、倒せたか。それじゃあ次の相手は誰かな?
『クイーン・アント lv.30が現れた』
ついに相手のレベルが30に乗ってしまうとはね。アントって名前についている以上はキラー・アントの進化先だとは思うんだけど前にも増して神々しくなっているな。
キラー・アントの頃は飛んでいたけどコイツは飛んでない、と言うか羽が無い。戦闘スタイルがガラッと変わっている可能性もあるから注意して戦わないとな。ただ、バットの体力とSPの両方が厳しいんだよね。回復しながら戦っていきたいんだけど、いけるかな?
『ジャロは上級ポーションを使った バットの体力が100回復した』
『クイーン・アントの舞空術 バットに28のダメージ クイーン・アントのちから、はやさが少し上がった』
おっと舞空術か。これはそこまで火力は無かったよな。それで28ダメージって事は火力の方はどうなんだろうか。……まあSPを回復しない訳にはいかないからとりあえず肉塊だな。
『ジャロは肉塊を使った バットのSPが60回復した』
『クイーン・アントの突進 バットに60のダメージ』
うわ、マジか。突進でこのダメージは凄まじいな。やっぱり火力は高かったな。突進は別にSPを多く消費するスキルじゃないから連発出来るよな。それで体力の半分以上を持って行かれる以上はバットで単独撃破は厳しいか。ならせめてダメージを稼いでおこう。
さすがにレイテントのオーナーだけあってレベルが違いますね。こうレベルが高いとまだ出てきてもいませんが最後のモンスターがどんな奴か気になるところです。一つ言えるのは間違いなく強敵であること……ですかね。