第二百三十九話 待望の黒鰐
読んでくださりありがとうございます。ようやくブラック・アリゲーターとのエンカウントです。
『ブラック・アリゲーター lv.22が現れた』
やったぞ! ついにクエストがちょっと進んだ。コイツ全然出てこなくて困っていたんだよな。ブラック・ナイトメアも規定数倒したし、後はコイツを倒せばクエスト達成が近づくな。……まあ達成にはコイツをさらにもう2体倒す必要があるけどね。
『ファングの狼牙【疾風】 ブラック・アリゲーターに65のダメージ』
『ブラック・アリゲーターの捻顎 クリティカルヒット ファングに69のダメージ』
あっぶねぇ…。クリティカルヒットの効果が先か傷だらけの呪札の効果が先かはわからないけど両方適用された時のダメージたるやえげつないものがあるな。ファングの残り体力あとどれくらい? ……3/88か。……怖。
ええと、確かこの捻顎って言うのは高確率でクリティカルヒットを出してくる奴だったはずだ。だからこの場合回復は駄目だ。回復した分持っていかれる。となると攻めるしかない。体力がどれくらいかは正直分からないけど半分は削れているはずでしょう。
『ファングの狼牙【疾風】 ブラック・アリゲーターに64のダメージ』
『ブラック・アリゲーターを倒した 経験値を423手に入れた』
ふぅ、倒せたな。ファングの体力を回復させよう。
『ジャロは上級ポーションを使った ファングの体力が100回復した』
これで大丈夫だな。いやしかし残り体力が3になった時はさすがに焦ったよ。一気に倒されなくて良かったよ。それじゃあラルードの洞穴から出ますか。
――
シャダル砂漠
――
さて、ギルドへ帰りますか。しかしユカリがレベルアップしなくなったな……、なんならさっきのロック・アントを倒した時にレベルが上がるかと思っていたんだけどな。あ、危ない危ない。先頭をユカリに戻しておこう。
『サボテン・ニードル lv.19が現れた』
お! サボテン・ニードルじゃないか。ここはユカリだけで倒してみよう。ブラック・ナイトメアよりは楽に倒せるはずだ。
『ユカリの毒匕首 サボテン・ニードルに15のダメージ サボテン・ニードルは毒になった』
『サボテン・ニードルの千本針 4回当たった ユカリに12のダメージ』
『サボテン・ニードルは毒におかされている サボテン・ニードルに6のダメージ』
そして2回目の毒匕首は撃てないと。SPが本当にギリギリ足りてないんだよね、2回連続で撃ちたいけど仕方ないな。
『ユカリの毒牙 サボテン・ニードルに12のダメージ』
『サボテン・ニードルの硬化 サボテン・ニードルのまもりが少し上がった』
『サボテン・ニードルは毒におかされている サボテン・ニードルに6のダメージ』
硬化かぁ……、ちょっとだけ嫌だな。ダメージ的にもまだ体力には余裕があるからむしろ攻撃された方が嬉しいんだけどね。
『ユカリの毒牙 サボテン・ニードルに10のダメージ』
『サボテン・ニードルの棘拳 ユカリに15のダメージ』
『サボテン・ニードルは毒におかされている サボテン・ニードルに6のダメージ』
『サボテン・ニードルの毒は消えさった』
おっと、ここで毒が切れたか。そして毒牙を撃つだけのSPも無くなったか。それじゃあ回復させてまた毒匕首で毒にしようか。……毒匕首の分だけで良いでしょう。
傷だらけの呪札の効果からクリティカルヒットを狙ってくる敵には相性が悪くなります。逆にこちらがクリティカルヒットを出せればかなり優位に戦いを進められます。そう言う意味ではアトラスの方が適正が高いのかもしれませんね。