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第二百三十八話 ジャロの記憶は曖昧

 読んでくださりありがとうございます。ラルードの洞穴の攻略開始です。


――

ラルードの洞穴

――


 前に一度来ただけだからちょっと記憶が曖昧なんだよな。確かエンカウントしたけどさらに進めたんだったっけ? それはちょっと思い出せるんだけどさ、どの道だったかは思い出せないんだよね。


 ジャロの目の前には4方向の分かれ道が広がっていた。今までの洞穴では3方向が最大だったのでジャロも道順を覚えられていたのだろう。しかし4方向に分かれておりしかもロック・アントにエンカウントした道も正しいルートであったためどの道が正しいルートであったかあまりジャロは覚えていないのである。


 まあエンカウントしたってどうだって良いからとりあえず進むか。……進みやすそうな普通の道へ進みますか。右から3つ目の道、これで良いでしょう。


『ロック・アント lv.19が現れた』


 あぁ、違ったか。……いや、合っているのか? まあ、倒せば分かるか。


『ユカリとバットを入れ替えた』

『ロック・アントの堅牢 ロック・アントのまもりが上がった』


 大丈夫、まもりなんていくらでも上げてもらって問題無い。


『バットの竜の炎 ロック・アントに64のダメージ ロック・アントは竜の炎にとらわれた』

『ロック・アントの突進 バットに11のダメージ』

『竜の炎が燃えさかっている ロック・アントに16のダメージ』

『ロック・アントを倒した 経験値をそれぞれ148手に入れた』


 うん、余裕だな。経験値効率的にも申し分ない。それじゃあ戻って違う道を……、あぁそうかこの道か。まだ前に進めるな。……うん、確か前回もこんな感じだったな。そして2方向の分かれ道に出ると。もう完全に思い出せたわ、そして次の道を右に進むんでしょう? さてさて強敵モンスターは誰が出るかな?


 ジャロがロック・アントとエンカウントした地点からさらに前進し右から2つ目の広い道と合流してさらに前に進むと左右に分かれた道にさしかかったのである。ジャロの記憶に間違いは無く、確かに前回もまた同じように進んでいるのであった。


 しかしジャロはその次に進んだ道がどちらであったか記憶が錯乱しており、やや自信ありげに右の特徴の無い道へ進んで行ったのであった。勿論その道は正しくは無く、当然のようにエンカウントが発生したのである。


『ロック・アント lv.21が現れた』


 ……あら? 道を間違えたか? 右だった気がしてたんだけどなぁ。仕方ない倒そう。


『ユカリとバットを入れ替えた』

『ロック・アントの突進 バットに13のダメージ』


 SPは回復させれば良いからね、さっさと倒そう。


『バットの竜の炎 ロック・アントに61のダメージ ロック・アントは竜の炎にとらわれた』

『ロック・アントの突進 クリティカルヒット バットに27のダメージ』

『竜の炎が燃えさかっている ロック・アントに15のダメージ』

『ロック・アントを倒した 経験値をそれぞれ170手に入れた』


 ちょっと手痛いダメージを食らってはいるけど、まあ許容範囲かな。それじゃあバットを回復させようか。


『ジャロは中級ポーションを使った バットの体力が70回復した』

『ジャロは肉塊を使った バットのSPが60回復した』


 それじゃあ宝箱の所まで行こうか。……左に進めば良いんだよな? お、宝箱が見えるな。右だった気がしたんだけどね、まあ経験値は稼げたから良しとしないと。今回の強敵モンスターは誰で戦おうかな。……そうだな、ファングにしようか。それじゃあユカリとファングを入れ替えて宝箱を手に入れますか。


『銀の宝箱を手に入れた』


銀だよね、まあそう簡単に金の宝箱は出てこないよな。強敵モンスターの方に期待しようか。イベントの光は差していないから期待はそこまでしてないけどね。


『ブラック・アリゲーター lv.22が現れた』


 強敵モンスターが誰だったかは覚えているくせに道は覚えて無かったですね。まあそういうこともあるか。何はともあれようやくブラック・アリゲーターとエンカウント出来ました。これでクエストが進みますね。

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