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第二百二十五話 血塗れの鎧

 読んでくださりありがとうございます。今回のダマッカの洞穴の奥底にいる強敵モンスターはどういうモンスターなんでしょうか。クエスト対象モンスターだと良いのですが……。


 さて、それじゃあ奥まで最短で攻略しようか。……、ふむこれで到着かな? 宝箱は見えないけど例のごとく白い光があるね。つまりここで宝箱を守っている強敵モンスターはクエスト対象モンスターってことだ。


 ええと、攻略中のクエストの対象モンスターで強敵モンスターに該当しそうな奴はどれだ? ニードル・タワー、ブラック・アリゲーター、キラー・アント……かな。クロウ・ネクロマンサーはこういうところに出てくる事は多分無いとして、どいつが出てくるだろう? とりあえずファングとバットのステータスを回復しておくか。ファングのSPは回復させるとして、体力は……一応回復しておくか。バットはSPだけでいいや。


『ジャロは低級ポーションを使った ファングの体力が40回復した』

『ジャロは携帯食料を使った ファングのSPが20回復した』

『ジャロは携帯食料を使った バットのSPが20回復した』

『ジャロは肉塊を使った バットのSPが60回復した』


 よし、そして先頭には……そうだなアトラスにしようか。分が悪そうな相手なら速攻で入れ替えよう。さて、何が出る?


 ジャロはこの時一つ勘違いをしていた。それはクエスト絡みでイベントが発生したためイベント戦が発生したと判断したことである。無論その読み自体は間違ってはいない、しかし討伐対象のモンスターであるという読みは外れていた。


 それすなわち、ここダマッカの洞穴で発生したイベントに関係しているクエストとは、☆5金の宝箱の予感なのである。


『アルミュール・ブラッディ lv.25が現れた』


 ……おっと、こいつは初めましてだな。ふむ、見た目はナイトメア・ブラッド系統のサソリに見えるんだがなぁ。かなり硬そうな甲冑と言うか鎧と言うか、防御面でかなり強化されていそうな見た目だ。


 アルミュールってのは正直全然意味がピンと来ないがブラッディは分かる。血まみれとかだったかな。どう見てもキンキラキンで血の要素なんて感じられないけどな。とりあえず先頭はアトラスなんだから居合一閃で行こうか。


『アルミュール・ブラッディの居合一閃 クリティカルヒット アトラスに56のダメージ』

『アトラスの居合一閃 クリティカルヒット アルミュール・ブラッディに32のダメージ』


 ……うわ、これマジか。……56のダメージ? クリティカルヒットとは言え約半分持っていかれたのか。そして予想通り硬いな。クリティカルヒット込みで32ダメージは相当硬い。居合一閃は最初の一回きりしか使えないからもうこれ以上火力が高いスキルは飛んでこないはずだ。ならまだ攻撃のチャンスはある。


『アルミュール・ブラッディの毒匕首 アトラスに40のダメージ アトラスは毒になった』

『アトラスの三叉槍 アルミュール・ブラッディに20のダメージ』

『アトラスは毒におかされている アトラスに10のダメージ』


 ……あぶねぇ……。確かに居合一閃よりは火力は高くないけどこの毒匕首って言うのは充分凶悪なスキルだよ。このダメージはさすがに確定毒では無いことを祈りたいな。さて、火力的にもアトラスは倒されてしまうだろうけどせめてもう少しはダメージを入れたい。


 アルミュール・ブラッディというモンスターが今回の強敵モンスターでした。このモンスターはナイトメア・ブラッドの特異進化先の一つになります。すなわち☆4モンスターです。ジャロはこの後どのように戦っていくのでしょうか。

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