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第十九話 冥狼ウプウアウト

 読んでくださりありがとうございます。この間の大きな狼に遭遇してしまったようです。


『ゴブリンlv.7が現れた』


『ゴブリンの先制 バットに4のダメージ』

『バットの魔弾【闇】 ゴブリンに20のダメージ』


 なるほどね。黒と紫の混ざったようなものをてのひらで集中させてぶっ放すと。中々カッコいいじゃない。そんで20ダメージと。……え? 強すぎない? ダメージ倍ぐらい増えてるじゃん。これ低レベルのゴブリンなら一発で倒せる気がするぞ。


『バットの吸血 ゴブリンに11のダメージ バットの体力は5回復した』

『ゴブリンを倒した 経験値を74手に入れた』

『バットのレベルが1上がった』


 おお、レベルアップだ。この森レベル上げにも使えそうな便利な所だな。今のところ負ける気しないし、結構経験値美味しいし、良いね。


『軍曹ゴブリンlv.9が現れた』


 お? クエスト対象の軍曹ゴブリンじゃないですか。じゃコイツをさっさと倒してレベル上げしましょうかね。


『バットの魔弾【闇】 軍曹ゴブリンに18のダメージ』

『軍曹ゴブリンの通常攻撃 バットに7のダメージ』


『バットの吸血 軍曹ゴブリンに10のダメージ バットの体力は5回復した』

『軍曹ゴブリンの通常攻撃 バットに8のダメージ』


 さすがに軍曹ゴブリンを楽勝とはいかんよね、と言っても回復する道具が無いから吸血を連打する他ないんよな。


『バットの吸血 軍曹ゴブリンに11のダメージ バットの体力は5回復した』

『軍曹ゴブリンを倒した ゴブリンの牙を手に入れた 経験値を105手に入れた』


 お、倒したか。体力はそこまで高くないのかな?まあ魔弾【闇】が強かっただけかもしれないけど。ゴブリンの牙っていうのを手に入れたから確認してみよう。


――

ゴブリンの牙 ☆2 装備

ゴブリンの鋭い牙。時折血の匂いがする。

効果:ちから+3

――


おお、結構良いものじゃないか。地味に☆2の装備初ゲットだな。それじゃさっさとギルドに戻るとしますか。……あれ? なんかこの辺り雰囲気がおかしいぞ。何というか冷たいというかやけに静かというか……。ちょっと不気味だから気をつけて帰るとしますか。


[――、貴様も無断で我が縄張りに足を踏み入れ、勝手に去ろうとするのか?]


 やけに静かな辺りに圧のある鋭く低い声がそう響いた。ジャロは誰に話しかけられているのかさっぱりわからず、困っていた。が、相手が怒っていることは感じ取れたようである。


「……ええと、すみません。姿が見えないものでどちら様かわかりませんが、知らないうちに縄張りに入ってしまっていたのかもしれません。わざとじゃないので……許してもらえませんかね?」


[……なるほどわざとではないと。が、わたしにはわざとで無かろうと勝手に縄張りを荒らされた事は事実であるし、貴様より荒らしていったものを逃がして少々気分が悪いものでな。悪いが許すつもりはない]


 ……つまり詰んでません? えぇ誰の縄張りよ。そもそも姿が見えない上に許しも請えないって……。って言うか縄張りって言ってたよね。つまりそれは人間ではなくて、モンスターってことでそして言葉を解するってことはつまり間違いなく強敵のヤバイ奴って事で、……


[我が縄張りを荒らした罪を悔やみながら私の姿を冥土の土産にするがよい。ではゆくぞ]


『冥狼 ウプウアウト lv.??が現れた』

 冥狼ウプウアウトの体の色は銀色と黒色の設定です。よっぽどのことが無い限り遭遇しません。よほど気が立っていたんでしょうかね。ジャロも運が悪いですね。

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