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第百九十八話 ナジエは未だ底知れず

 読んでくださりありがとうございます。ナジエの洞穴の宝箱は一体どこなんですかね。そろそろ発見できても良いんですが。


『アトラスの居合一閃 クリティカルヒット ロック・アントに56のダメージ』

『ロック・アントの堅牢 ロック・アントのまもりが上がった』


 堅牢か、まあかなり体力は削れているはずだから問題無いかな。


『アトラスの三叉槍 ロック・アントに28のダメージ』

『ロック・アントを倒した 経験値を295手に入れた』

『アトラスのレベルが1上がった』


 お、レベルが上がったか。まあロック・アントを3体倒した訳だからそれなりに経験値は稼げてはいるよね。


 ……これさ、もしかしてわざと正解じゃない道に進んで経験値稼ぎをしておいた方が得だったりするのかな? ……でも丁度いいタイミングでレベルアップするとも思えないんだよな。丁度良くレベルアップしたら最高なんだけどそんなに上手い事はいかない……よね。それじゃあ戻りますか。


 さて、今は真ん中の上り坂の道から帰って来た訳だけど、次は右と左どっちにしようかな。最早好みの問題になるのかもしれないけど、一旦上って下るの何となく嫌いなんだよね。そういう道があると何で坂を上らせたの? って言いたくなっちゃう。疲れるのが嫌なんだよな。まあゲームだと疲れる事も無いんだけどさ。右側に進みますかね。


 ジャロはどうやら右側の平坦な道を進むようである。平坦な道を進んで行ったジャロはエンカウントする事無く再び2方向の分かれ道に差し掛かった。次の分かれ道は左側が最近削られたのではと思えるほど凸凹した道で、右側が比較的大きめの穴の様であった。左側の道を見てジャロは以前の記憶を少し思い出していた。


 確かアリエテさんが言っていたんだっけか、こう言う洞穴は硬めの石をモンスターが掘り進めたものだったよな。その言葉を今一度考えてみるとこの左側の道は獣道に思えるんだよな。そのまま進めるのか不安しか無いけど洞穴の性質上もしかすると左側の道が正解のルートなのかもしれないな。まあ行ってみたらわかる筈だ。


『ロック・アント lv.19が現れた』


 ……あぁ、本当にただの獣道だったか。しかしこの洞穴ロック・アントが多すぎないか? 別に楽に倒せるから良いんだけどさ。


『アトラスの居合一閃 クリティカルヒット ロック・アントに59のダメージ』

『ロック・アントの堅牢 ロック・アントのまもりが上がった』


 堅牢は別に次倒せるから問題無いな。良かった、体力の消耗はしないで済みそうだ。


『アトラスの三叉槍 ロック・アントに29のダメージ』

『ロック・アントを倒した 経験値を295手に入れた』


 良し、体力の消耗もなく倒せたな。いい調子だ。さて、エンカウントしたからこの道は違うと。それじゃあ戻って大きめの穴みたいな道を進みますか。あれってどういう風に進むんだろうな。懐中電灯が欲しいところだがあいにくモンスターを呼ぶ懐中電灯しか持ち合わせが無いな。仕方ないじっくり眺めて調べるか。

 まだ宝箱には辿り着けそうに無いですね。ちなみに筆者は戦わなくても済む場合でも経験値稼ぎのためによく戦いに挑みます。その方が後々の攻略で楽になる時が多々あるので。

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