第百七十七話 熱闘! カロル
読んでくださりありがとうございます。カロル戦です。ロック・ヒュージアントになってから初の実戦です。頑張れルイン!
『ヘドロフロッグの毒手 ルインに14のダメージ』
『ルインの岩槍 クリティカルヒット ヘドロフロッグに51のダメージ』
お、クリティカルヒットだな。ラッキーラッキー。これって運のステータスが関係あるのかな? だとしたら次も頼むよ?
『ヘドロフロッグの毒手 ルインに15のダメージ ルインは毒になった』
『ルインの岩槍 ヘドロフロッグに23のダメージ』
『ルインは毒におかされている ルインに8のダメージ』
うーん、毒になっちゃったか。まあ毒手って名前のスキルだからね、予想はつくよな。でも大分ダメージは稼げたな、次で倒せるはずだ。
『ヘドロフロッグの毒罠 ルインに21のダメージ ルインは猛毒になった』
『ルインの岩槍 ヘドロフロッグに23のダメージ』
『ヘドロフロッグを倒した 経験値を364手に入れた』
『ルインは猛毒におかされている ルインに16のダメージ』
よし、倒せた……は良いけど、これはまた面倒な状況だな。猛毒になったってことは次は体力を全部回復したとしてもルインが攻撃するまでは恐らくもたないな。猛毒のダメージが重すぎる。
「やっぱりこれくらいは倒して来るよなぁ? コマンダーとしての戦いもやっぱり悪くはねぇもんだ。さあ燃えていこうや!」
『バーン・イーグル lv.22が現れた』
まあ予想はしてたけど、コイツも見たことないモンスターだな。そもそも進化前のモンスターでさえ予想がつかないってどういうことよ。ルインはもう限界だろうからせめてスキルの情報を何か掴みたいな。
『バーン・イーグルの爆炎弾 ルインに42のダメージ』
『ルインは倒れた』
あぁ、これはなす術無いな。しかしルインにこれほどのダメージとは…もしかしてまりょく由来か? それに恐らくだけど火属性のスキルだな。じゃあ……、撃ち合いますか。
『バットの竜の炎 バーン・イーグルに36のダメージ バーン・イーグルは竜の炎にとらわれた』
『バーン・イーグルの爆炎弾 バットに28のダメージ』
『竜の炎が燃えさかっている バーン・イーグルに9のダメージ』
うん、思った通りだ。このバーン・イーグルって言うモンスターはまりょくが高いモンスターだ。だから進化しているとは言えまりょくが低めのルインに大きいダメージが入ったんだ。
……しかしだよ、その前に戦闘しちゃってる分バットは消耗しているんだよね。体力は37/84だし、SPは8/78だ。仮にバーン・イーグルの次の攻撃が爆炎弾なら耐えられるけど、さらに強いスキルが飛んでくると倒される可能性もある。……SPはギリギリ魔弾【闇】が一発だけ撃てるな。まあ悩んでも結論が出る訳じゃないし、一丁突っ込んで行きますか。
ルインの初実戦は辛くも勝ちましたが、2体撃破とはいきませんでした。まあでも初見のモンスター相手に競り勝ったんですから大したものです。
毒罠スキルは低確率で毒の段階を上げます。毒にされただけでも厄介なのに毒罠スキルでさらなるダメージを狙うヘドロフロッグはかなり厄介なモンスターですね。
(追記)消費SPの関係から一部内容を修正しています。申し訳ありません。
(追記)ヘドロフロッグのスキルの名前を変更しております。ご了承ください。