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第百五十七話 帰るまでがクエストです

 読んでくださりありがとうございます。強敵で消耗しているとその辺のモンスターにも意外に苦戦してしまうものです。まあ回復アイテムさえ残っていれば問題ないんですが。


 いや、うんのステータスが高すぎるな。予想以上に高いわこれ、……何の恩恵があるか全然知らないけどね。


 それじゃあハトルの洞穴から出ますか。帰る道さえ間違えなければエンカウントもしないから楽でいいね。


――

スレド砂漠

――


 さて、ここからアムニスヴェーレまで帰らなくちゃいけないんだけど。……まあバットがいればなんとかな……、らないなそういや倒されたんだった。どうしようか、別に初級エリクサーを使ってもいいんだけど、特にエンカウントしないなら別に不要なんだよね。しかもSPも回復しなきゃいけないし。まあでも使ってみるか、効果もまだ知らないしね。


『ジャロは初級エリクサーを使った バットは元気をとりもどした』


 ……ふむ、効果がまるで分からん。ステータスで確認してみよう。


――

ヴァンパイア lv.22

名前:バット 経験値:275/927

ランク:☆3

ステータス:体力20/81、SP5/76

ちから42、まりょく49、まもり32、はやさ46、うん30

アビリティ:吸血、粘液、爪牙、魔弾【闇】、精神統一、魔光弾【闇】

装備:竜の兜

――


 なるほど、体力が20だけ回復されているな。ここから考えるに初級エリクサーの効果は体力を20だけ復活させる、または体力を4分の1だけ復活させるの二択っていうところかな。中級エリクサーも存在していることを考えると多分後者の効果だろうな。


 となると、体力もSPも回復しないといけないな。中級ポーションを使ってみるか、SPの方はジャーキーでいいかな……、お、そうだ。それなら緑の果肉を使ってみようか。ジャーキーと同じ効果って書いてあるし物は試しって奴よ。


『ジャロは中級ポーションを使った バットの体力は70回復した』

『ジャロは緑の果肉を使った バットのSPは30回復した』


 ……うん、確かにジャーキーと効果は一緒みたいだな。中級ポーションの回復量は70か、まあ強力ではあるな。今のところバットもアトラスも進化した時70以上の体力だったから、ランク☆3のモンスターの大体の体力は70くらいなんだろうな。多分それに合わせて作られているんだろう。

 

 SPはまだ回復しておかないといけないね。……ええと、携帯食料を2個使おうかな。あ、そうだ。ついでにデザート・タンも使っておこう。


『ジャロはデザート・タンを使った バットのSPは20回復した』

『ジャロは携帯食料を使った バットのSPは20回復した』


 よし、これでバットのステータスは全回復したな。これで何回か戦闘があってもなんとかアムニスヴェーレまで帰れるでしょう。そしてついでにファングのレベル上げだな。先頭をファングに入れ替えて……と。それじゃあアムニスヴェーレまで戻りますか。


『サボテン・ニードル lv.17が現れた』


 お、サボテン・ニードルじゃないか。コイツだったらファングだけで倒せるな。……また緑の果肉をドロップしないかな? まあ倒してからのお楽しみだね。



 地味に初使用のアイテムが何個かありますね。これらは幸運にもアイテム一覧から忘れられずに使われたアイテムです。良かったですね。ジャロの言葉は聞き捨てなりませんね。こういう言葉には物欲センサーが大抵仕事をするもんです。

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