第百五十四話 バット大活躍
読んでくださりありがとうございます。レベリングのお時間です。
『ファングとバットを入れ替えた』
『ロック・アントの砂塵 バットの精度が少し下がった』
さて、竜の炎を撃つのは流石にSPが勿体ないから魔光弾【闇】だな。進化する前に魔弾【闇】を撃ったことならあるが、魔光弾【闇】ならどれくらいのダメージが出るかな?
『バットの魔光弾【闇】 ロック・アントに49のダメージ』
『ロック・アントを倒した 経験値をそれぞれ128手に入れた』
おぉ、かなりダメージが稼げるな。これだったらロック・アントはファングで2回くらい攻撃しておけば後は魔光弾【闇】で倒せるな。
よしよし、これはレベリングが楽そうだ。それにこれだったら別にファングじゃなくても出来るからな。他のモンスターのレベリングにも応用出来る。バット様々だな。
ところでファングはギリギリレベルアップはしなかったな。まあ次はどうしたってレベルアップするから別に構わないんだけどね。さて、真ん中の道はどうやら違うみたいだから別の道を進もうか。……そうだな、右側の道を進もう。
……、特にエンカウントも無いね。お、分かれ道か、今度は2方向だな。じゃあ今度も右側を進みますか。どっちかって言えばエンカウントしてほしいしね。……なるほど、今度も右側が正解らしい。エンカウントしなかったからな。そして目の前に宝箱が見えるぞ。これは戻って一旦ファングのレベルアップだけ進めておこうかしら。でもまだ道が奥に続いているのに宝箱があるのは珍しいね。……一旦戻りますか。
『ロック・アント lv.18が現れた』
お、エンカウントしたな。わざわざ戻った甲斐があったぜ。それじゃあ2回くらい攻撃したらバットに入れ替えて戦っていきましょう。
『ファングの爪牙 ロック・アントに14のダメージ』
『ロック・アントの突進 ファングに17のダメージ』
『ファングの突進 ロック・アントに14のダメージ』
『ロック・アントの砂塵 ファングの精度が少し下がった』
よし、ここらへんで入れ替えますか。
『ファングとバットを入れ替えた』
『ロック・アントの突進 クリティカルヒット バットに34のダメージ』
おっと、結構もらっちゃったな。まあ次で倒せるし問題ないな。
『バットの魔光弾【闇】 ロック・アントに48のダメージ』
『ロック・アントを倒した 経験値をそれぞれ139手に入れた』
『ファングのレベルが1上がった』
よし、レベルが上がったな。しかしあれだな、ヒスイの時も感じたけど入れ替えて戦うと経験値の効率が格段に落ちるんだよね。まあそれは仕方ないことなのかな。バットが割と手痛い攻撃をもらっちゃったからちょっと回復しておこうかな。次は宝箱の近くのモンスターだから強敵だからね、用心しないと。ええと、体力が44/78でSPが49/73だから……、低級ポーションとジャーキーでいいかな。
『ジャロは低級ポーションを使った バットの体力が40回復した』
『ジャロはジャーキーを使った バットのSPが30回復した』
よし、じゃあ宝箱の所まで戻ろうか。先頭は……バットでいいかな。……あれ? 宝箱って左側にあったっけ? 気のせいかな?
いやあバットは強いですね。まあまりょくが極端に高いモンスターは今のところそんなに遭遇してませんし、高威力のまりょく由来の攻撃が出来るバットはそりゃ重宝されます。
ジャロは宝箱の場所が変わったように思ってますね。まあ宝箱が自分で動いたりしない限りそんなことは無いでしょう。