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第百四十九話 アトラスは進化が近い

 読んでくださりありがとうございます。攻撃がいくら強かろうと当てねば意味は無いのです。


『デザート・アリゲーターの捕食 アトラスに10のダメージ』

『アトラスの刺突 回避された』


 ……次こそ当たれば……。


『デザート・アリゲーターの捕食 アトラスに14のダメージ』

『アトラスの刺突 デザート・アリゲーターに20のダメージ』

『デザート・アリゲーターを倒した 経験値を246手に入れた』


 ふぅ、無事倒せたな。連続で回避された時はどうしようかと焦ったぜ。大分体力とSPを消費しちゃったな。あと経験値どれくらいでレベルアップするんだ? ……ええと、609/648か。お! もうすぐじゃんか。じゃあすぐにバットに入れ替えて倒せばレベルアップして回復も出来るしなんなら進化するな。……お? あそこに見えるのは洞穴かな? ちょっと行ってみようか。


 ……どこからどう見ても洞穴だな。多分洞穴の中はダマッカの時と同様に複雑で道を間違えたりするとロック・アントとかに遭遇したりするんだろうけどさ、奇跡的に一番奥まで一度もエンカウントすることなく到着するパターンもあるんだよね。まあ無いとは思うんだけど。


 もしそうなったら、アトラスを入れ替えてとかの余裕はない。それならこの入り口近辺で誰かしらのエンカウントを待ってアトラスを進化させてから洞穴に挑むべきだよね、きっと。


『サボテン・ニードル lv.17が現れた』


 うんうん、こういうエンカウントを待ってたんだよ。即刻バットに入れ替えて竜の炎で倒しますか。


『アトラスとバットを入れ替えた』

『サボテン・ニードルの千本針 3回当たった バットに12のダメージ』


『バットの竜の炎 サボテン・ニードルに56のダメージ サボテン・ニードルは竜の炎にとらわれた』

『サボテン・ニードルの硬化 サボテン・ニードルのまもりが少し下がった』

『竜の炎が燃えさかっている サボテン・ニードルに14のダメージ』

『サボテン・ニードルを倒した 経験値をそれぞれ114手に入れた』

『アトラスのレベルが1上がった』


 よし、レベルが上がったな、これでアトラスが進化するはずだ。さて、どうなる?


『――、アトラスが進化しそうだ。進化先を選んでください』


――

▶︎通常進化

 →デュアルホーン・カブト(☆3)

特異進化

 →??????(☆3)

進化させない

 →ロングホーン・カブト(☆2)

――


 うん、やっぱり進化するよね……、お? まじか。特異進化するのか。通常進化先がデュアルホーン・カブトか。……それってカブトなのか? クワガタにしか思えないんだが……まあ良いか。わざわざそっちにする予定は無いしね。


 折角特異進化出来るってのに通常進化は選ばないでしょうよ。どうせ敵モンスターとして出くわすに違いないね。さて、相変わらず特異進化先はわからないけど特異進化でいきましょう。


『――、特異進化、準備完了』

『進化が完了しました』


「……おぉ⁉︎ ……この姿は‼︎」


 ジャロは進化したアトラスを見て思わず声に出してしまうほど大いに喜んだ。それもそのはず進化したアトラスの姿は、ジャロがカブトムシの中でも好きだと言っていたカブトムシによく似た立派な3本のツノが漆黒に輝いていたからである。




 ジャロ……カブトって言ってるんだからクワガタは無いでしょうよ。ヘラクレスがいるじゃないかい。まあ、デュアルホーン・カブトの見た目は残念ながらヘラクレスオオカブトなどのような感じではありません。カブトムシの上の方にあるツノが少し発達しているだけの見た目です。デュアルホーン・カブトが進化すればもしかするとそうなるのかもしれませんがね。アトラスの進化の詳細は次回をお楽しみに。

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