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第百四十四話 キラー・アント

 読んでくださりありがとうございます。前回名前だけ出てきたキラー・アント戦です。果たしてどんなモンスターなんでしょうか。


 ジャロが謎の白い光に触れると戦闘が開始されキラー・アントと呼ばれたモンスターが出現した。その姿はロック・アントとは大きく異なっていた。

 

 まず空中に飛行しているのである。飛行を可能にしているのは胴体から伸びる羽根であるが、ロック・アントよりも発達した顎と大きくなった胴体を支えて飛行を可能にしているため随分と発達したことが伺える。その姿は最早蟻ではなく針を持たない蜂の一種と考えた方が良いのかもしれない。


 さてと、遂に相手のレベルが20に到達したな。こちらで20を超えているのはバットのみだからバット次第でかなり苦戦するかもしれない。あと、キラー・アント? ってことはロック・アントの進化先になるのかな? じゃあ見た目はそうは思えないけどまもりが固いだろうから余計にバットに期待が掛かるな。


『バットの竜の炎 キラー・アントに48のダメージ キラー・アントは竜の炎にとらわれた』

『キラー・アントの舞空術 バットに15のダメージ キラー・アントのちから、はやさが少し上がった』

『竜の炎が燃えさかっている キラー・アントに12のダメージ』


 舞空術か、カッコいいな。剣舞と似たようなスキルだけど効果は全然違うな。思ったよりちからは高くないようだけど攻撃しながらちからとはやさを上げるスキルとかとんでもないな。


『キラー・アントの突進 バットに40のダメージ』

『バットの魔光弾【闇】 キラー・アントに32のダメージ』

『キラー・アントを倒した 経験値を421手に入れた』

『バットのレベルが1上がった』


 倒せたは倒せたんだが、なんだこれは。突進で体力を大きく持っていかれたぞ。舞空術でちからが上がっていたとは言えこの威力はすごいな。いや突進自体はそこまで強くない。割と普通のスキルなはずだ、確か威力60くらいの。ということはキラー・アントのちからが凄く高いってことだな。とにかく倒せてよかった。お? 奥に見えるのは宝箱か?


『銀の宝箱を手に入れた』


 おー、よしよし。宝箱が手に入ったぞ。これは砂漠の宝箱は洞穴の奥にあるっていう説があるな。たしかアリエテさん曰く数カ所あるみたいだから他の洞穴もちょっと巡ってみようかな。……まあどこにあるのか知らないけどね。とりあえずダマッカの洞穴から出ようか。


――

スレド砂漠

――


 さて、ダマッカの洞穴からは無事に出られたんだがこの後どうしようか。ブラック・アリゲーターを探すか、一旦ギルドに戻って宝箱の鑑定をするかの二択だな。ブラック・アリゲーターの生息場所は正直わからないけど、ダマッカの洞穴の奥にキラー・アント……つまりロック・アントの進化先と思われる強敵がいたことを踏まえると、だ。恐らくスレド砂漠にあと数カ所あるって言う洞穴の奥にブラック・アリゲーターがいるんじゃないかと思うんだよね。



 思っている以上にあっさり終わった感がありますが、この舞空術というスキルはかなりの性能です。バットで倒しきれなければ正直全滅もあり得ました。バットが強くて助かりましたね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 小ダメージとはいえ攻撃しながら龍舞は強いですねー ここまでのダメージの増減的に能力変化はポケ〇ンよりも一段階の効果量は結構低い代わりに能力変化する技が多いイメージ
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