第百十九話 マザー・スネーク
読んでくださりありがとうございます。ミラージュはマザー・スネークへと姿を変えました。果たしてこの戦いはどうなるんでしょうか。
なんかモンスターが変わったんですけど。しかもこのマザー・スネークって言うモンスターはコイツが操ってたあの大きなうわばみじゃないか。……つまりどう言うことだ? とりあえずこのモンスターを倒せばいいんだよな? ……ミラージュって奴はどこに行ったんだ?
『マザー・スネークの通常攻撃 アトラスに12のダメージ』
『アトラスの刺突 マザー・スネークに15のダメージ』
『アトラスは毒におかされている アトラスに5のダメージ』
『アトラスは毒を克服した』
……⁈ なんか硬くなった? しかもダメージも重くなってるな。……これはステータスごと別のモンスターになったって考えた方が近いのかな? 毒は克服したしもう毒のダメージを考えなくても良くなったな。
『マザー・スネークの幻影 マザー・スネークは姿を消した』
『アトラスの刺突 回避された』
マザー・スネークになっても幻影は使ってくるんだな。となるとスキル自体は投影出来ないのかな。それともマザー・スネークも幻影を使ってくるのかな。……ううむ、今はひとまずわからないから考えるのを止めようか。
次の幻影のダメージをアトラスは耐えられるのかってのが問題だな。でも上を取られた以上は耐える前提で行かないと幻影だけで仲間モンスターが蹂躙されちゃうな。アトラスが遅いからと言って他のモンスターで上を取れるとは限らないからね。
『マザー・スネークの幻影 アトラスに20のダメージ』
『アトラスの刺突 マザー・スネークに14のダメージ』
次、幻影もしくはそれ以外のスキル攻撃で来た場合はアトラスは耐えられないが通常攻撃ならまだ可能性がある。それに幻影スキルは多分結構SPを使うんじゃないかな? SP的にそろそろ限界を迎えたっていいはずだ。
ジャロのそんな淡い期待は無残にも打ち砕かれることになった。マザー・スネークというモンスターはちからやまもりはもちろんまりょくも高いモンスターである。それ故にSPもまた相当数余裕があったのである。
『マザー・スネークの突進 アトラスに27のダメージ』
『アトラスは倒れた』
ううむ、アトラスが倒されたか。……次誰にしようか。アトラスは仲間モンスターの中では硬くてダメージも期待出来るんよね。アトラスが倒されたとなると次はファングか……? でもファングが仮に倒された時に残る仲間モンスターで倒すのは中々厳しいものがあるな。ここはひとつヒスイで毒にしますか。
『マザー・スネークの幻影 マザー・スネークは姿を消した』
『ヒスイの猛毒雫 回避された』
再び幻影か、逆に好都合かもしれない。SP的にもう一回までなら猛毒雫が撃てるからな。耐えることが出来れば猛毒も期待出来るぞ。
マザー・スネークは強敵です。次回で倒せていると良いんですが。